試作で作っている、トルコキキョウのボレロ。
よくあることですが、昨日まで元気だったのに、いきなりこんなヘタレてきます。
理由ははっきりしています。
タネバエ・キノコバエなどのコバエの幼虫が茎をガジガジしてしまうことが直接原因。
この時期は水分過多になり、暖房を焚いたハウス内ではコバエが発生してしまいます。
できるだけコバエを発生させないように水分コントロールが必要です。
でも、こんな状態になってしまっては、回復ができません。
残念ながら廃棄するしかないです。
また、農薬も必要になってきます。
昨日はIGR剤のトリガードを潅注しました。
IGR剤は昆虫の成長や休眠、産卵等の昆虫特有の機能を阻害します。
KaLuckは散布一発で害虫を始末できる農薬が大好物なので、IGR剤を使用することはあまりありません。
昨日はHIJ社のSGHR氏がお越しになりました。
年に2度ほどKaLuckに来られますが、たくさんのお客様をお持ちなので、全国を飛び回っておられます。
この日は久しぶりに会社に戻るとおっしゃっていましたので、想像するだけでもハードな毎日なんでしょう。
それぞれの生産者の作る品目を把握されていますので、個別に的確な品目のご紹介をしてくださいます。
秋のレースラベンダーの種子を注文しました。
普段はスパニッシュアイという品種を栽培していますが、今秋は試験的にブルートーチという品種を少量だけ試します。
春の本番も向かえていないのに、もう秋のことを考えます。
これでも少し遅いかもしれませんが。
SGHRさん、お疲れさまでした。
今度は6月にお会いしましょうね!