KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

レースラベンダーのことをを悪く言うなよ! レースラベンダーのことを・・・

2011-05-31 22:57:37 | 栽培状況


レースラベンダー(ムルティフィダ系ラベンダー)のつぼみがだんだんと大きくなってきました。
この調子だとあと数日で開花いたします。

こちらのレースラベンダーは実生系のスパニッシュアイという品種。
栄養系のレースラベンダー品種と比べると違いは一目瞭然。

実生系は葉が薄く、テロンテロンです。
なんとなく葉色も薄く感じられます。
花の色も薄めのように感じます。
私の髪は・・・。
 
どうしても叶わぬ対決ですが、計画生産性の良さで、実生系スパニッシュアイを栽培しております。

ラベンダーというと香りが武器ですが、レースラベンダーの香りはイングリッシュ系ラベンダー(アングスティフォリア系ラベンダー)の足元にも及びません。
ですからレースラベンダーでは、富良野で食材(アイスクリーム等)に使われているような効果は期待できません。
さらにドライフラワーにもできません。

当方で直接買いに来られるお客様にも、勘違いされてイングリッシュ系ラベンダーと同じと思われている方がいらしゃいます。
「北海道でも育つんやから、寒さには強いんやな!」
→寒さには弱いです。
0度ぐらいまでなら、なんとか耐えれますが、それ以下だと環境によっては死に至ります。
  
なんか、悪い印象ばかり書いているようです。
いいところはあるんですよ。
イングリッシュ系ラベンダーはその時季しか開花しませんが、レースラベンダーは温度さえあれば、いつでも開花します。
すなわち、四季咲きの性質を持っています。
真冬でも室内ならば開花します。
 
あと、葉のカタチを見てください。
切れ込みの深い葉は花が咲いていなくとも十分観賞できます。


・・・どやどや、イングリッシュ系。


コメント (2)
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歯にネギがついとりまっせ

2011-05-30 22:58:00 | 栽培状況


何を隠そう隠すつもりもありませんが、私はネギが大好きです。
タマネギではなく、白い部分を食する長ネギではなく、青い葉を食べる青ネギが大好物です。
お酒のツマミがない時は、青ネギでOK。
味噌汁は容器一面の青ネギ。
風呂の入浴剤代わりに青ネギを浮かします。(これはウソ)
青ネギ入れ放題のラーメン店に行った時、ネギの入れ物を2つ空にしてしまい、口の中がヒリヒリしました。


青ネギはポットでも十分に育ちます。
2月に種をまいて、現在これぐらいに育っています。
今回初めて試しましたが、薬味に使う分量ぐらいはこれで十分です。






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会社員時代はそれほど気にしなかったのにね

2011-05-29 22:44:28 | その他
台風1号に続き、2号。
今年はなんかイヤな雰囲気がします。
台風で日本に甚大な被害を受けた2004年を思い出します。
昨年は気象に関して何かと記録づくめの話題が多かった年ですが、それにしても平年並みという言葉は最近全く聞かなくなりました。
我々のような自然に直面する仕事をしていると、特に気象情報に敏感になります。
夜中にでもテレビを付けて台風情報を見たりしますので、必ず睡眠不足になってしまいます。


 
ハウスの入口に、花苗の台車を移動しやすいようにコンパネを敷き詰めています。
このコンパネを風に飛ばされないようにハウスの中に取り込みました。
ビショビショにぬれて重たくなったコンパネを退けると、その下にペチャンコになったヘビの死体。
たまたまこの下に隠れていた時に、容赦なく車を止めたのでしょう。
可哀そうに、センベイのようになっています。
台風は去りましたが、今日はヘビの件で睡眠不足になりそうです。

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オッサン、食べ物は蹴るなよ!

2011-05-28 23:13:03 | 栽培状況
我が家で食するトマトの実がだんだんと大きくなってきました。

このトマト、最近は超有名になってきたアイコ様です。
非常に糖度が高く一口サイズなので、ハウスでの休憩時間にオヤツとしてガツガツ食べてしまいます。
ラグビーボールのような形なので蹴りたくなりますが、赤くなるとつぶれてしまうので、蹴るなら青いうちがいいと思います。

むかしむかし「フライド・グリーン・トマト」という映画を見たのですが、あまり内容は記憶にありません。
フライド・グリーン・トマトとは熟れる前の青いトマトを衣を付けて揚げる料理(名前のとおりやん)だそうですが、あまりおいしそうにも思えません。
やっぱりグリーンのトマトは蹴るに限りますね。



赤いトマトを食べる時のBGMはこれだ。

YES/TORMATO

・・・めっちゃ久しぶりに聞きました!

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「ドンチャン騒ぎ」って死語ですか?

2011-05-27 21:16:42 | 出荷
夏花壇を派手に彩るガイラルディアが開花、出荷を開始しました。

メサ・イエロー

 
  
アリゾナ・レッドシェード

 
 
アリゾナ・アプリコット

 
 
アリゾナ・サン


 
写真をご覧いただければわかりますが、後ろにツボミが驚くほどたくさん控えています。
プランターや庭に植え替えると、このツボミが一斉に開花します・・・どんなににぎやかになることでしょう。
毎日、明け方までドンチャン騒ぎ、こんな感じのうるさくて陽気で大酒のみのガイラルディア。
イメージとしてテキーラがお似あい。「アミーゴッ!」なんて言葉も聞こえてきました。
「よし明日も仕事は休み。ボトルもう一本入れといて~」
「カラオケはハウンドドッグと三好鉄生が得意やで!」
「レッドシェードは、飲みすぎちゃうか?顔が真っ赤やん」
「スルメあかんねん、わしら歯がないから噛まれへんねん」
「おうみんな~、次は3件目行くど~」
「ここの勘定、誰が払うねん?」
「KaLuckのオッサン、カードで払っといてくれや」

・・・はぁ~、ガイラルディアには付き合いきれません。
 
 

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私がペチュニア栽培を止めた訳

2011-05-24 21:24:57 | その他
懐かしい写真を見ていました。
私が2004年に就農して3カ月ほど経った頃のハウス内栽培風景です。


 
ペチュニアが満開の写真ですね。
こうやってみるときれいなのですが・・・・。

各色毎に列をsortして出荷していたので、全部の色の開花がそろうまで出荷を待っていました。
最初に開花したピンク色と、最後に開花した赤色の開花日数差は10日程ずれていたような記憶があります。
そのせいで、ピンク色の一番花はすでに老化しています。
さらにその花ガラからカビが発生してしまいました。
そこでカビのクスリを散布しましたが、結局手に負えない状況となり、すべての花をいったん摘んで、次の開花を待つことにしました。

その年度以降の栽培では、ペチュニアの開花が全色そろうまで待つなんて無駄なことは止めました。
一番花が老化しないうちに開花の早い色から数色だけの列をsortで出荷を始めています。
しかし、あせります。
しんどいです。
他の事ができなくなります。
もちろんトイレもできるだけガマンします。
指が黒々ネトネトします。

ヨメは「もうペチュニアはいやや~」と嘆き始めました。
「ペチュニア作るんやったら、死んだほうがマシ」とも言い始めました。
ペチュニアで命を落とされたら、たまりません。
葬儀代もありません。
「ペチュニアはもう作れへんから、早まらんといてくれ!」
 
それ以降、ペチュニアは開かずの間に閉じ込めています。 



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ふざけた記事ばかり書いていると、皆さんオカンムリですよ

2011-05-23 19:56:54 | 出荷
ニゲラの出荷が最盛期。


 
開花している花のアップをパチリ。
・・・いや、私のカメラはパチリとは言いません。
「ピッ」という電子音です。
→このパチリネタ、前にも一度掲載したことがありますね。

この花の中心部をジッと見ていると、何かに見えてきます。
王様の頭の上に乗っかっている、冠(カンムリ)です。

冠はもちろん金属だと思いますが、なぜ王様はあんな重たいものを乗っけているのでしょう?
→移動するときずれないか心配です。

冠にヒモを通し、アゴの下でくくって固定しているのでしょうか?
→それめっちゃブサイク。

頭皮と一体化手術を行っているのでしょうか?
→頭が洗えなくて不便です。

いやいや、一体化手術の際 ボタンなどで着脱可能なように工夫をしているのでしょうか?
→その手術方法があったのか・・・。

今もどこかの国の王様は、その文化を踏襲しているのでしょうね。
機会があれば、着脱の時痛くないか聞いてみることにしよう。
国際問題に発展しない程度に・・・。
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がんばれブルー!

2011-05-22 23:02:11 | 栽培状況


こちらは、サルビアのネモローサです。
数年前から一般的に名前が知られるようになってきましたね。
品種はニューディメンション。
色がピンクとブルーがありますが、ブルーの開花が遅すぎ。
ブルーを待っていると、ピンクのが終わってしまいます。

ブルーには朝一番でアリナミンEXを与えて、成長促進に励んでもらっています。

 


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「オモロー!」はそれほどオモロくない

2011-05-20 22:23:00 | 栽培状況


アガスターシェ・ローズミントです。
ミントというよりも、レモンバームのような香りです。(桂三枝さんのセリフみたいですね)
カタログでは、もっと花色が濃いかったのですが、
実際はローズというよりも、藤色に近い色です。(あっ、三枝さん)
今回は試作栽培で、200ポット程度しか実現できませんでしたが、近いうちに本格栽培を目指します。


私は祖母が大好きで、小学生の頃の土・日曜日には常に祖母の部屋で寝ていました。
祖母は「パンチDEデート」を欠かさず見ており、小学生の私もこの番組のファンになりました。
桂三枝さんの決めゼリフで会場がドッとなる瞬間って、こてこての関西文化がタップリですね。
その後の「おもろい夫婦」もオモロかったです。



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タバコを止めて17年

2011-05-19 23:02:55 | 栽培状況


ニコチアナ・サラトガです。
この状態ではナスやペチュニアにそっくりですが、それもそのはず。
ニコチアナはペチュニアと同じナス科の植物。
葉を触っているとヤニがついて指先が黒くなってきます。(→これもペチュニアと同じです)
タバコもヤニで歯が黒くなりますが、やっぱりそういうことなんですか?
そういえば私の母はナスが大好物で頻繁に食べていましたので、歯が真っ黒になりました。

もともと、ニコチアナは別名ハナタバコとも言われています。
煙草と同じ仲間ですが、専売により一般の栽培が禁じられていました。
しかし25年ほど前に専売法が改正され、鑑賞用のニコチアナが流通するようになりました。

今の世の中は、喫煙者の肩身が狭くなってきました。
喫煙場所が限定されているうえに、昨年価格がグンと上昇し、どう見てもタバコは世間の疎外物になってきました。
非喫煙者の私は、ニヤニヤして見てるだけですがね。
フフッ。
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