KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

加西でニューウェイブ発信現場を確認!

2011-01-19 22:11:27 | その他
月曜の雪がまだ解けきれぬ本日、いや 「溶けきれぬ」かな? (・・・まあどっちでもいいか) 日差しは暖かそうなのですが気温はまったく上昇せず。
おかげで雪がガリガリ君のようになって、地面にへばりついています。



午前中はなんとか出荷の準備を整え、午後からゼラニウムの移植を予定していましたが、ガリガリ君に囲まれて仕事をするにはあまりにも寒すぎます。
だんだんと、仕事モードが体内から抜けて行きました。
そう私たち夫婦は、今日できることを明日に回す天才なのです。

そういうことで私たちはハウスを後にし、目的地の加西へ。

加西へ行くなら、お世話になっている生産者ハウスにお伺いしようということで、「花宙舎」のO氏を訪ねました。

O氏とのおつきあいは私が就農した年からになりますので、6年になります。
花壇苗の恩師が同じI先生であり、兄弟子にあたるO氏は面倒見のいい先輩です。
作物の品質や仕立てのセンスはA級ライセンス。
判らないことも気軽に教えていただき、私はいつもO氏の後を追うばかり。

「花宙舎」ハウス内は常にきれいに片付いており、KaLuckも見習いたいところです。
春出荷の準備も順調そうで、ガズーはたいへんコンパクトな仕上がりとなっており、ツボミもついていました。
(ちなみにKaLuckガズーはまだツボミが見えていません)
いろいろな品種がワンサカとあり、初めて見る品種もありました。
兵庫県におけるニューウェイブはこの地域からであることを再認識した次第です。
なかでもベロニカに興味があり、いろいろと質問させていただいたところ、O氏は気軽にベロニカの苗をお土産にくださいました。



このベロニカは青い花が付き、葉の色が銅葉で、非常にユニークな寄せ植え材料になりそうです。
品種名がややこしく、
ベロニカ・オックスフォード・ブルーというそうです。

Oさんご夫妻、本日は突然のお邪魔失礼いたしました。
ベロニカのお土産ありがとうございます。
来年に向けて養生させていただきます。
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このような状況では、なかなか仕事に身が入りません

2011-01-17 18:11:54 | 圃場


この冬一番の冷え込み、雪もたいへんよく積もりました。
計ってみたところ、24センチ。

兵庫県たつの市ではここまで積雪することは非常に珍しく、中でもKaLuckハウスのある地域はたつの市のなかでももっとも冷え込む場所。
思い起こせばKaLuck開業直前に27センチの積雪があり、隣の田んぼのオバサンが最大の降雪量であったことを教えてくれました。
今回はそれに近い積雪量を記録しています。



ハウスの屋根に溜まった雪が非常に重そうですね。
ハウス内から見ると、太陽光が遮断されています。
日中は天候がよく、そうこうしているうちに「ドシャッ」という雪崩とともに地面に落ちて、ハウスに日が射してきました。
ヤレヤレです。


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ラークスパー・バースデーピンク、なかなか色が入ってきません

2011-01-14 22:07:37 | 栽培状況


ツボミは次第に大きくなりラークスパーらしくなってきましたが、まったく色づいてきません。
ラークスパーは初めて栽培しますが、こういった品目なのでしょうか。それともこのバースデーピンクという品種が独特の生育をしているのでしょうか。よくわかりません。

背丈も思ったより伸び気味です。ポットでの開花出荷では少し厳しいかもしれません。
矮化剤を使用するつもりはなかったのですが、微妙な加減で矮化剤で締め気味にしてみてはどうかとも思います。

いずれにしても7月播種でピンチを1回行い、現状こんな感じ。
日照はさほど影響はなさそうですが、ちょっと試作タイミングが違うんでしょうね。

まあ、これもお勉強です。


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トレイの神様

2011-01-13 17:41:06 | 資材
新品の出荷トレイを購入する余裕のないKaLuckでは、いつも中古の出荷トレイを購入しています。
今日は運送会社さんに注文した中古トレイの搬入がありました。
 

 
トレイの神様にはいろんなサイズがあります。

01は小柄ですが少しポッチャリ型の女神さま。
02は小柄でスマートな女神さま。
03は関取のような大柄の女神さま。
04は標準的な一般によくいる女神さま。

KaLuckで一番多く利用する女神さまは、以前は04サイズばかり利用していましたが、最近は02のサイズの利用が大半を占めています。
中古なので骨折した女神さまがたまに混在していることもありますが、ギブスを付けると大丈夫です。
使い物にならない疫病神が混じっていることもありますが、めったにこんなことはありません。

新品のトレイはピカピカのきれいな女神さまがいるようですが、中古トレイには女神さまの額にカピカピのシールが張り付いています。
カピカピシールを剥がし泥汚れをきれいにおとせば、新品みたいにベッピンさんになるんやで~♪

ありがとう、おばあちゃん・・・いや、運送会社さん。
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直訳すれば、「砂糖のアカチャン」?

2011-01-12 19:11:45 | 移植


アイビーゼラニウム・シュガーベイビーを移植しました。
この苗は11月19日に挿し穂を行い、当ブログの記事にも掲載させていただきました。
さあ、これまでは予定どおりの生育です。
このまま順調生育すれば、今から2カ月半経過すれば開花してきます。
おそらく3月末~4月上旬の出荷できると思います。

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羽を取ったら、柿のタネ

2011-01-11 20:31:13 | 農薬
雄大に広がるモクビャッコウの草原。


 
このモクビャッコウは今年の栽培の為の親株として保管しているものである。
そのモクビャッコウ、暖房を効かせた温室で管理していると、この季節普通では考えられないことが起こるのだ。

ここ数年老眼チックを日々ゴマカシてきたが、45歳の今となってはそれも効かなくなってきたようである。
(なんとかチックという言い方、死語?)


 
  なんとかわいい、ゴマちゃんです!
  よく見ると、沢田研二にも似ています。
  このゴマは生食でも全くOKですが、軽く炒るとBEST!
  足が付いていますが気にせずに!

・ 

・ 
妻に指摘されて初めて気付いたゴマちゃんは、私の老眼が進行している証拠かも。
慌てて、常備薬のアルバリンを散布。
モクビャッコウの草原は、農薬まみれの草原へと早変わり。

残念、沢田研二。
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噂どおりのスゴイヤツ・・・かな?

2011-01-09 18:36:06 | 資材


ためしに低濃縮タイプのペンタキープGというものを購入しました。

液体肥料ですが、6-10-4の肥料に加えてALA(5-アミノレブリン酸)が配合されています。
実は年末にサカタ社さんからサンプルをいただきました。
その時は、ALAってよく判らなかったのですが、肥料会社のM氏に手ほどきをいただき「これは使えるかも?」と思うようになりました。

ALAの効果のひとつとして、不良環境下(低温・低日照)での健全な生育が期待できるようです。

この季節でのKaLuckでは、毎年のことながら低温・低日照で悩んでいます。
その結果植物にストレスがかかり、ロスの発生率も別の季節に比べて多く困っています。

とりあえず冬場にペンタキープGを散布することで、どれほどの効果があるのかどうか。
今話題(?)のALAとやらを試験してみましょう。

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101匹わんちゃんです

2011-01-08 19:35:39 | 移植


冬の寒さに当てなくても花芽が形成される、早生タイプのジギタリス。
品種はダルメシアンと言います。
犬の種類でダルメシアンという名前ありますね。
黒い斑点が花につくところからこの名前が付けられていると思いますが、ジギタリスにはほとんどこの斑点があったような気がします。(違ってたかな?)
色は白・紫の2色です。この品種でピンク系が出てくるのを期待しています。

開花は季咲きどおりの5月末頃からになると思います。

寒さが不要なことから、秋の開花出荷も計画中。

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よい子のみなさんは、こんなマネをしないでね

2011-01-07 21:13:33 | 栽培状況
全くもってプンプカプン!
何をそんなに怒ってんねん?
プンプン! KaLuckのオッサンが大失敗しよったんや!
正月ボケかいな?
年末ボケらしいで。
どうやら年末に植え付けた移植用土に元肥を入れるのを忘れよってな。
最近になって気が付きよった。

それはえらいこっちゃなぁ~。
正常に生育せえへんのとちゃうやろか?

温度のある季節やったら生育が早いんで、すぐに支障も出そうやけどな。
でもこんな寒い季節やったら生育がスローテンポやから、移植済のポットの上に肥料を置くことでリカバれるようやな。
大先生がゆうとったで。

ほんなら急いで肥料を置いていかんかいな。
酒飲んどる場合やないがな。KaLuckのオッサンよ~

早く肥料置いていかんかい、KaLuckのオッサンよ~



私の頭の中の赤君と青君で、こんなやり取りが行われています。
失敗は成功の素とも言いますが、こんなケアレスミスの後には何も生まれてきません。



移植済のポットの上に、マグアンプⅡとユニミックスを計量スプーンで計りながら丁寧に置いていきました。
無駄な時間を費やし、大反省。

全くもってプンプカプン!
自分の頭をポンポカポン!
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ピンチになると必ずやってくるものは?

2011-01-05 22:04:29 | ピンチ・切り戻し


誤って折ってしまった訳ではありません。
ワザと折りました。いや、切りました。

ラークスパーのバースデーピンクですが、これまでロゼット状だったのが最近上部にグングンと伸びてきました。
人間でいえば中学生ぐらいでしょうか。

このままだと、中心から伸びる1本の太い茎に花が付いてくるだけになります。
複数の茎から開花させるために、真ん中の茎をひとまずちょん切ってしまいます。

これを「剪定」と言います。
生産者は「ピンチ」または「危機」とも呼んでいます。
簡単に説明すると、植物体内にみなぎる成長のパワーを、1点集中から分散させるために行う作業です。
茎の下方でピンチを行うと、分枝の数が少なくなりますが、がっちりとした太い茎が期待できます。
一方、茎の少し上でピンチを行うと、分枝の数が少し増えますが、細めの茎になります。

今回のラークスパーは地上部約4~5センチ程度のところでピンチをしました。
分枝を少し多めに発生させてみます。

ピンチのやり方次第で出来上がりの姿がある程度決まります。
栽培管理における重要な時期です。
人間でいうと中学生の頃に、頭も体も心もしっかりと鍛えておくことで、これからの人生歩む道が大きく変わってきます。
子育てにおける重要な時期です。
 
 
 
 
タイトル 「ピンチになると必ずやってくるものは?」 の答え・・・

ウルトラマンではなく、ハサミです。



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