今年は例年のような桜に酔うことが出来なかった。
コロナ禍、ウクライナの惨状、景気の先行き、挙げればきりがない。
電車に乗れば人身事故で、電車のトラブルは日常の出来事になっている。尋常ではない。身につまされる、やりきれない。
経営者というのは孤独で、特に真面目な人ほど誰かに相談するということをしないのだろう、人の命より大事なものなんて無いのに。
私に限って言えば、朝から晩まで動いています。そうしなければ会社は明日にも倒れます。「スタッフに任せて少しゆっくりしたら」と知人は言いますが、楽をしたらツケが回ってきます。「ひとり親方業」はそんなもんです。
世の中の景気はどうなんでしょう?正直判りません。半年後、1年後、コロナは終息しているのでしょうか?
誰にもわからない、すぐそこの未来を憂うより、私は商品の開発をしましょう。商品を手にされたお客様がちょっと幸せを感じて頂ける小物作りを目指しているわけですから、そこに腰を据え、コツコツと、とにかく作り続けます。
仕事が加速し始めた、と実感しています。細い道ですが何があっても、歩みは止めずに来ました。新しい仕事の場を頂くことの喜びは、人との新しい出会いの喜びでもあるのです。こんな楽しい事はないです、だからやめられません
この度、3月1日からスタ-とした「大河館ミュージアムショップ」に商品を提供させて頂いています。これだけ物があふれている時代に、鎌倉においで頂いたお客様が「鎌倉今村」の商品に目を止めて下さり、お求め頂けることが、どれだけ幸せな事か、日々、心から感謝している私です。
有り難うございます。鎌倉、桜は葉桜になりつつありますが、緑の季節もお勧めです。お誘いあわせの上、ぜひぜひお出かけください!お待ちいたして居ります。