そうなんです、着物に恋心が募っていて、このところ紬や縮緬の長着を部屋にかけて、眺めています。
ちょっとしたお出掛けに当たり前に着ていたきものがコロナ下で、すっかり出番がなくなりました。それと地震です。地震が続きましたから。
出先で地震に会い、交通機関が止まってしまった時、歩くためにはきものはやはり非行動的です。
そんなことを気にしていたらつまらないと思いながらも、臆病になっています。淋しいです。
昔は単衣は6月からでしたが、現在は5月に入ると単衣を着る人が多いです。単衣の着物の次が、大好きな薄物の夏に。涼風をはらんだ夏のきものの美しい事!
一昨年の夏は、1度も浴衣を着ない夏でした。去年は自宅で数日浴衣で過ごしました。今年はもう当たり前に下駄に浴衣、楽しみます。
夏空にパラソル・・・、薄物の着物、下駄をカランコロンと鳴らして歩く、着物は平和の象徴かもしれません。