鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

着物の陰干し

2022年11月27日 | 日記

先日、悉皆屋さん(着物のクリ-ニング屋さん)から、「あんたんちは、海辺かい?」と聞かれた。どうして、と問い返すと、風のある日に着物を干すと、布が痛むというのだ。

そうなんだ、潮風はだめ、何となくわかるけど・・・。

今日は朝からからりと晴れて、風もない。エイッ!とばかりに思い立ち着物の陰干しをした。

午前中たっぷりかけ、知れた数だが丁寧に表裏を返しながらを繰り返していたら4時間近くかかってしまった。

これをしないと鎌倉は湿気が多くて、桐ダンスに納めていてもジメっとしてしまう。

結構着ていないものもある。お気に入りは頻繁に登場するが、そうでないものは箪笥の底に眠っている。そんな中の一枚を羽織ってみる。あれっ、いいかもとなった。

顔が変わってくるのですね、半衿の真っ白がキツイ時がある。日常着の半衿はもうアースカラ-にしている。

着物は私の精神衛生上とてもいいのです、半日着物のあれこれで過ごしていたら、気持ちが優しくなるのがわかるのです。

「今度、あの着物にこの帯を締めてみよう」なんて始まると、帯揚げは?帯締めは?となります。

この冬は着物で過ごす日が多くなりそうな私です。

 

 

 

 

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