今回の課題 「引き」と「寄り」の撮影のうちの「引き」の作例です。
一眼(レフ)というと、ボケの表現がクローズアップされることが多いですが、風景写真では広角で隅々までピントが合った写真が好まれます。 もちろんボケはそれなりにコントロールできますが、寄って撮ったときほどはボケません。
この構図は定番ですが微妙に角度を変えて撮りましょう。
空をどれだけ入れるか、手前にどれだけアジサイを入れるか・・・
1枚目と似ていますが、今度は空を入れていません。
曇っていたらあえて空を入れる必要はないですね。
(もちろん、雲が印象的に曇っていたらまた話は別ですが)
やや寄り気味です。奥行きを表現したかったので手前は構わずぼかしています。
手前のアジサイをどれだけにするかが腕の見せ所です。
普通にきれいなアジサイも撮ります。単体ではあまり面白みはありませんが、
寄りの写真と組み合わせることで俄然光を放つタイプだと思います。
アクセントに木を一本入れてみました。
赤いアジサイの配列にリズムを感じたのでパチリと撮影しました。
海もしっかりピントを合わせたいので当然絞ります。
周りの木々の入り方を試行錯誤してきめます。
一枚一枚、何か物語り生まれてきそうです。
今、ちょうど、雨をテーマの童話を書いているので、イメージがふくらみます。
鎌倉の、紫陽花。
素敵な写真を見せていただきました。
ありがとう。