明日は明日の風が吹く

明日の事を今日悩んだって何にも解決しない
まぁ何とかなるさ!

ラプラス変換の効能

2014-03-10 23:31:31 | 電験2種への遠い道のり
電験3種では微積分の知識がなくても合格できるが、微分方程式の知識なくラプラス変換を学んでもさぞや訳のわからん事であろうw

公式からイミフのまんまで丸覚えするか、難しそうな計算が出てきたらその問題は捨てるしかないかもしれない。

こんなもんの何が役に立つんだと憤る受験者の気持ちもわからんわけではない。

が、微積分と微分方程式とフーリエ変換の知識があれば、時間に対する変化と周波数領域の解析を容易にするツールであることが分かる。

モーターなどの過渡的な現象を考慮したうえで思い通りに制御するには、この手の知識が欠かせない。さらには周波数領域で、離散的な信号の処理にz変換を用いるなどして、実際にこうした手法の恩恵は日常的に受けている。

【初音ミク】魔理沙は大変なm(ry【比較動画】


例えば上の動画、音声を時間領域だけで解析していたら何のことかわからなくても、周波数領域で信号系列を解析することで、人工的な音声の合成もできる。

こうやって聴き比べても遜色のない声色を再現できる。


自動制御やラプラス変換をイメージから入るのは、他の分野よりも難しいとは思う。

しかし、その成果からイメージできるラプラス変換やz変換の効能に思いをはせてみるのも悪くはあるまい。
コメント
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