予想問題集は買おう

電験3種などで、時期が来ると予想問題集が毎年出される。

もちろん、予想問題でヤマをはっていれば筋金入りのバカというしかない。

では、なぜ予想問題集を買っておくことが必要か？

多くのテキストは過去問に則して構成され、演習問題も基礎的な問題と過去問で成り立っている。

そうするとどうしても「過去問の解き方をいつの間にか暗記」することになる。

で、テキストを終えて問題集の問題を解くとその暗記が生きてそこそこ解答できる。

実はそのことこそが大きな罠で、分かった気にさせるが当日に趣向を変えた問題を目にして「なんじゃこりゃ？」と思うことになる。

一度出題された問題は再び同じ形で出題されることはない。

だから、予想問題集も今まで出題されたことがない問題を中心に構成される。

一度何も見ないで予想問題を解けるかどうかを知っておくことが必要なのである。

つまりは問題の趣向を変えられてもその分野に関する問題を解ける実力があるかどうかを知って初めて弱点の克服が可能になる。