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2018年理論問7を解く

2021-08-17 22:01:06 | 電験2種への遠い道のり
さてさて、そろそろ電験の試験シーズンですけど、こうもくっそ暑い中で勉学を続けておられる方々には本当に敬意を表します。
私はと言えば・・・・・・ばててましたw

まぁ電験三種、あわよくば電験2種一次試験まで使えるハッタリ術の解説ですが、今回は重ね合わせの理の過去問から演習してみましょう。
本当は初学者には過去問演習はオススメできません。もっと簡単な問題で基本的なことを理解しておくと過去問を割とスンナリ解けるようになります。ですが基本的な問題を準備する気力も才覚もないので過去問で解き方を見てみましょう。

電圧源と電流源を用いた2電源の回路、見るからに重ね合わせの理を使ってくれというオーラを放っていますねw
スイッチを閉じる前はRには電流源からしか電流は流れ込まず、電流源からR以外のところに電流が流れ出ているわけでもないのでRに流れる電流は2Aです。問題はスイッチを閉じた後にRに流れる電流が2倍になるRの数値ってことなのでスイッチを閉じた後にRを流れる電流が4AになるRを探せばいいのです。

ここで注意しなければならないのは早合点する人はでは10Vの電圧源から流れる電流が2Aになればいいんだなwという錯覚に陥ります。
さすがにそんな簡単な問題はなかなか用意してくれないのが電験ってものです。

注意点はスイッチを閉じた後に電流源からの電流が電圧源にも分流されるってことです。

で、電圧源を無視(短絡)して考えるとき、並列の回路の電流は抵抗の少ないほうに多く流れ込みますのでスイッチを閉じた後にRに流れる電流は2/(R+1)
電流源を無視(開放)して考えるときRの電流は10/(R+1)
これが合わさって4AになるRを求めればいいのですから
10/(R+1)+2/(R+1)=4
これを解けばR=2となるわけです。

次はキルヒホッフの法則を説明するだけしときます。過去問を冷静に俯瞰できる方でしたら電験三種はキルヒホッフの法則による連立方程式を解けなくてもまぁ何とかなるってことに気づかれた方も多いでしょうから・・・


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