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コイルとコンデンサのリアクタンス

2021-11-23 20:46:05 | 電験2種への遠い道のり
電気系の技術者に必要な素養とは回路図が読めるってのが第一でしょう。中学のオームの法則のちょっとした回路の話から一歩踏み出して交流回路、シーケンスの図面が読めたらなんか知らんけど周りの人よりは電気が分かった気分になれるものです。電気系の資格取得の第一歩は交流回路が分かることですね。
虚数って何じゃーいw
ラジアンってなんやねんw
ωってえごま油とか脳血栓が取れる奴か?
三角関数なんて見ただけで拒絶反応がw
私の公式?
自慢やないけど2次方程式なんて学校出てからいっぺんも解いたこと内でw
振動を虚数であらわすって?

などなど電験取ろうってのに胸に手を当てれば思い当たる節があるなwって方はおさらいしておきましょう。
コイルやコンデンサの電圧と電流の比率をリアクタンスと言い、虚数であらわすことで大きさの比率とタイミング(位相)を表していてこれによって複素数の扱いさえ分かっていれば直流回路と同じような計算で電圧と電流の関係を求めることが出来ます。抵抗とリアクタンスを足したものがインピーダンスで、要するに回路の電圧と電流の関係を決めているのがインピーダンスで、その実部が抵抗、虚部がリアクタンスとなるわけです。

コイルではリアクタンスはjωL、複素平面上に書くと電圧よりπ/2遅れて電流が流れることになります。
コンデンサではリアクタンスは1/jωC、複素平面上に書くと電流は電圧よりπ/2進んで電流が流れることになります。

写真みたいな図をベクトル図って言います。電気系ではおなじみの図となってきます。この図をしっかり書けるってのが今後大事になってきます。複雑なベクトル図の前に回路素子単体のベクトル図を書けるようになって抵抗・コイル・コンデンサの働きを理解しておきましょう。

次回は抵抗も含んだ回路のインピーダンスの解説をします。





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