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電磁機器の勉強法

2020-05-31 00:29:03 | 電験2種への遠い道のり
これから述べることはあくまで「電験」の機械科目でなかなか合格できない人のためのお話で、もし「使い物になる技術者」になるための学び方をあてにされたならこれから述べることはキレイに忘れてください。免状持ちと使い物になる技術者は違います。

そのことは踏まえても、使える技術者になるためにスタートラインにも立たせてまらえないという不満を抱かれてる方にとっては、まず免状を取ることが先決ですよね。
転職とか考えるならカードは強いに越したことはありません。でも、時々免状持ちで言動から単なる資格コレクターだったり、免状取得を一つのゴールと考えて資格の権威に合った仕事をさせてもらえないとぶーたら抜かす癖に「現物」相手にするとからっきしなんて人もいますから、資格を取るだけが人生じゃないし資格の有無は能力を測る数ある側面の一つだと弁えておくべきなんでしょう。

なんだか自分に言い聞かせているみたいな文言が続きましたけど、本題に入りますと・・・

機械科目は主要分野として「電磁機器」「パワーエレクトロニクス」「自動制御」があり、特に電磁機器を制覇することが機械科目の制覇には欠かせない。多くの人はケースバイケースの公式暗記で取ろうとするが、私が率直に思うのがよくまぁそんなにぎょーさん公式を覚えられるもんだと感心させられる。
一方で電磁機器の立体構造からしっかり動作機構を理解しようとする人もいる。使い物になる技術者になるには図面が読めることと機器類の立体構造の理解が始まりであるが、そんなのは免状を取ってから学べばいいことなのです。使い物にならなくても資格を持っておいて職のアテが欲しいだけなら生涯解らなくても不自由しない可能性だってあります。

実際の勉強法は各機械の等価回路を覚えましょう。
で、問題文の条件は回路図に書き込んでみましょう。ここで等価回路で直流期は回転数に比例する直流電圧減、同機器は交流電源、誘導機は変圧器の等価回路に滑りに見合った抵抗を差し込みます。
キルヒホッフの法則とオームの法則をわきまえていれば大抵の問題は解けます。電気回路を超えて電磁気の知識を要する問題が出るときもありますが、これを理解するのが苦痛なら試験当日にサイコロ鉛筆のご神託に従えばいいのです。6割取れたらいいのです。満点でも合否ライン上でも免状は免状です。免状に試験で取ったかどうかの情報は記載されますが、得点まではわかりゃしません。
この方法で電磁機器の問題は8割以上解けるはずです。あとはキーワードを覚えておけばマークシートの論説は何とかなります。

向上心もへったくれもなく、努力は嫌いだけど免状は欲しいという方は試してみてください。電験3種でしたら割と楽に取れる近道です。ただし、こんな方法ばかりで学んで楽ばっかしてると使い物になる技術者への道は間違いなく遠ざかってしまいます。


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