ビザンツ帝国がユスティニアヌス帝以降の没落期から再び興隆期を迎える間に、帝国を支える秘密兵器が登場する。
いわゆる「ギリシアの火」と呼ばれるものである。
【社会人】大魔界村 ナパームクリア(魔法なし)2週目
大魔界村では悪評極まりないナパームであるが、レオーン3世の治世下、日本で言えばまだ奈良時代の海上戦におけるナパームは脅威であったに違いない。
このギリシアの火はポンプを使って筒から液体が出ると火を噴きながら海上で燃え上がり、イスラム教徒の艦船を次々焼き払ったのである。
当然これはビザンツ帝国の国防上の最高機密であり、これを外国人に教える者は皇帝・総主教といえども破門にされるというものであった。
これによってイスラム教徒の包囲をビザンツ帝国は解いたのであった。
コンスタンティノープルの城壁とギリシアの火そして彼らの精神的支柱であるキリスト教信仰これらは帝国を守る柱となる。
ロムルスの神話、共和制の名残の第一市民としての皇帝、パンとサーカスが消滅した後、ビザンツ帝国としての新しい支柱を獲得したビザンツ帝国はイスラムの包囲網を説いた後、再び栄光の時代を迎えるのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます