ひろゆき氏が読書感想文の書き方を指南しているみたいですね。
そこそこの感想文でいいなら最初と最後を読んで、あとがきを読んで、途中数か所をサンプリングして読んで、尤もらしい文章を書いときゃいい。私はそうやって極力時間をかけずに読書感想文を書くようにしてきた。
文章を書くときに気を付けるのはできるだけ短い文章で自分の言いたいことを伝えるかであって、長文の感想文を書かせるってのは文章力を身に着けさせるのに何も資することはない。短い感想文を書いてきた生徒に説教するなら、文章を読んだだけではわからない箇所について何が欠けているかを具体的に指摘すべきで、指摘できないならそれで十分な内容だといえる。
本当に魅力的な文学作品であれば感想は書きたいことに満ちており、むしろ限られた文字数で表現しきることに心を砕くべきであろう。書きたいことがないから文章が短くなるというならもともとその程度の文学作品ということになる。
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