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「誰でもわかる電験物理」ってないのかなぁ・・・

2022-05-14 18:25:32 | 電験2種への遠い道のり

電験三種 「誰でもわかる電験数学」数学に自信のない全ての人に向けて、かけ算、割り算、分数の基礎から学べます

 

やはり電気関係超初学者が電験を取ろうと思ったら数学から勉強するべきだと思います。必要な数学が分からないままにしておくと必ずつまづきます。ここでラインナップに微積分が入っていないこともいいことだと思います。電験3種は微積分が分かっていなくても十分に取れる資格です。ただし、もし微積分が分かっているなら微積分を使いまくって学んだほうが計算問題はめっちゃ楽になるだけじゃなくて、変化をもたらす要素が微分、累積によってもたらされるのが積分というイメージがつかみやすくなって定性的な理解にもつながります。が、微積分が分からなければわからないままにした方が合格の早道です。微積分の勉強は電験3種取得後に電験2種を取得しようなどという乱心を起こすまでは後の楽しみに取っておきましょう(笑)

なお、電験ってのは電気主任技術者を取得するための試験の事であって免状取得の手段の一つです。決して電験じゃなきゃ免状が取れないわけじゃあありません。よく電認3種・電認2種という揶揄する言葉を聞きますが、京都に電気事業をもたらす琵琶湖疎水を引いた田辺朔郎氏の師は過去の実績ではなくこれから何が出来るかが大事と彼に明言を授けています。実際大事なのは任命されてからどのように施設管理を行うかであって、試験か認定かはそんなに大事なことではありません。どちらでも免状は免状です。

かくいう私が免状を取ったときにうれっしそうに免状の通し番号から「E」の記号を隠していないのは俗物根性の表れではないか?というツッコミはとりあえず忘れてくださいw

 

それから初学者は見た目に説明が分かりやすそうな参考書を選びましょう。パッと見た眼にわからない本で学ぶと必ず挫折します。むしろ、必要なことや過去問演習が不十分でも基本的な参考書を最後まで勉強しぬくことの方が、目移りして色々な参考書に移り気を起こすよりずっと価値があり、一見回り道をしていたり分野の網羅が不十分でも全分野をうろ覚えで試験に臨むよりは合格に近づけます。

 

ですがこのシリーズでもやはり漏れているのが電験物理なんですね。電気数学→理論と進んだときにニュートン・ジュール・熱容量などなど都度都度の説明では訳わからないんじゃないかと思います。

中学校の理科では不足していて、高校物理では多すぎる「電験物理」を解説した参考書って見当たらないんですよね。なんだかラインナップを見てると初学者に的を絞ったこの人が解説してくれると一番よさそうに思えるのですが・・・

 

内容的に動画で物理学を学ぶにはただよびのい~ずみ先生の動画がいい(決して下心全開で先生のビジュアルに釣られて勧めているわけではありません、念のため)と思うのですが、やはり高校物理、大学受験の物理で範囲が広すぎて絞りを掛けることが望まれるわけです。かなり咀嚼してくれて小難しい受験向きの動画よりも基本的なことを固めてくれますので今でも私自身い~ずみ先生の動画から学びなおすことはいまだ多いのです。が、力学も熱力学も大学受験を照準にしているのでそこまで難しいところまで踏み込まなくても電験3種は取れるんです。

 

 


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