鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

いやはや認知症の始まり?

2024-11-06 15:57:01 | 日記
早朝5時半くらいになると「ワン」「ワン」と間隔を置いた少し遠慮がちの小声(小吠え)がし始め、こっちが起きないでいるとその間隔がだんだん狭くなり「ワンワンワン」となる。

それで、まだ十分に暗いのだが、起床して靴下をはき、上っ張りを羽織って玄関を出る。その際に近所迷惑防止のために使い古した長靴をウメの前に投げると、大きな鳴き声は瞬間に収まり、いよいよ手綱をもって散歩に出ることになる。

ウメは「アオー」と喜びの声を上げて手綱を引っ張り、先を争うように「ハァハァ」と急ぐから面白い。

暗いと言ってももう東の空は明るくなっているから懐中電灯を持って歩く必要はない。昨日は日没後に帰宅したのだが、途中、懐中電灯を照らしながら犬の散歩をしていた人に出会ったが、そういう人は稀である。

散歩のコースは決まっていて、県道を挟んで南側と北側のコースの2コースがある。

ウメの好きなのは県道の北側コースだが、そっちは広い畑地帯で薄暗いと道路の藪やくぼみで歩きにくい。まだ暗い5時台だと南側コースだが、今朝は6時を回っていたのでウメの好きな北側を回った。

ウメにとっては畑地帯の草の匂いがたまらないようで、途中何度も草むらに鼻を突っ込んでは10秒くらい、長い時は30秒も鼻をひくつかせる。

畑地帯を一周すると1キロくらいになるのだが、途中でおしっこは3回程度、大便は1回、律儀なものだ。(※大便は「うんこキャッチャー」と名付けたペットボトルを斜めにスライスいたもので受け、帰宅してから庭の堆肥穴に投げ込む。)

帰り間際に近所の歩道を歩いていたら、不思議な光景に出くわした。
(帰宅後にデジカメを持って来て映したもの)
家の東側の空いた部分に花壇状のしつらえをし、周りに区画の石を並べ、中にまた小さく区画して、サボテン数種、大小を植えこんである。これまで見たこともない花壇だ。

実はウメの散歩中にこの光景を目にして帰宅後、家に入り家内にこの花壇のことを説明したのだが、「サボテン」という単語が出て来ずに「ほら、砂漠に生えているやつだが、あれを使った花壇みたいな面白いのがある」といいながら何であの名前が出てこないのだろうといぶかり通しだった。

結局、家内から「サボテンじゃない?」とダメ出しを食らう始末だった。

ああ、脳内神経回路のさび付きよ。

歌のタイトルでも、アカペラでは唄えるのだがタイトルが出て来なくて困ることが多くなったし、出かける際に玄関のカギを掛けたかどうか覚束なくて、車に乗り込んでからもう一度、降りて確かめることも多くなった。

そうだ、「サボテンの花」、あれはいい歌だったな。・・・・・・ただし、誰の歌だったっけとスマホで調べなければならなかったが・・・。答えは財津和夫!





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