今日、九州南部が梅雨に入った――と気象台が発表した。
九州北部はすでに昨日梅雨入りしているが、北の方が先に梅雨入りしたのは過去73年のうち5回あったそうで、確率的には非常に少ない現象だそうである。
しかも昨日梅雨入りしたのは九州北部だけではなく、四国・中国・近畿・東海と非常に広い範囲で、どの地方も例年より1週間前後早いという。
今年は太平洋高気圧の張り出しが強く、大陸からの高気圧とのせめぎあいで、停滞前線が北上したためらしい。
九州南部はほぼ平年並みの梅雨入りだったのだが、今日の昼頃に梅雨入り宣言が出たにもかかわらずむしろ晴れ間さえ見えていた。
だが停滞前線は明日にはゆっくり南下するようで、九州南部に雨をもたらすようだ。
心配なのは台湾の東に台風2号が見えていることである。
ここへ来て台風は今ほとんど停滞しているらしいが、グアム島方面から西向きにやって来た台風が台湾の東側を流れている黒潮からの上昇気流を吸い込み、ゆっくりと進路を黒潮の流れに乗るように北上を開始するのも時間の問題だろう。
明日は石垣・宮古の先島諸島をかすめ、2日後の6月1日頃には沖縄本島に限りなく近づくはずで、そのまま黒潮コースを進めば翌6月2日の金曜日には奄美群島、さらに3日には鹿児島県南方の種子島・屋久島が強風域に入りそうだ。
もし万が一沖縄から続く南西諸島のいずれかに上陸したとしたら、おそらく史上最も早い台風上陸ということになるだろう。
いま現在の勢力は950ヘクトパスカル、最大風速50メートルレベルで、その勢力のまま上陸したらこれまた超早期台風の新記録になるかもしれない。
さらに怖いのが「線状降水帯」の発生で、停滞(梅雨)前線に向かっての台風の強風により南海上の湿った空気がどんどん送り込まれることで、特に6月1日から4日までは要注意だ。
九州北部はすでに昨日梅雨入りしているが、北の方が先に梅雨入りしたのは過去73年のうち5回あったそうで、確率的には非常に少ない現象だそうである。
しかも昨日梅雨入りしたのは九州北部だけではなく、四国・中国・近畿・東海と非常に広い範囲で、どの地方も例年より1週間前後早いという。
今年は太平洋高気圧の張り出しが強く、大陸からの高気圧とのせめぎあいで、停滞前線が北上したためらしい。
九州南部はほぼ平年並みの梅雨入りだったのだが、今日の昼頃に梅雨入り宣言が出たにもかかわらずむしろ晴れ間さえ見えていた。
だが停滞前線は明日にはゆっくり南下するようで、九州南部に雨をもたらすようだ。
心配なのは台湾の東に台風2号が見えていることである。
ここへ来て台風は今ほとんど停滞しているらしいが、グアム島方面から西向きにやって来た台風が台湾の東側を流れている黒潮からの上昇気流を吸い込み、ゆっくりと進路を黒潮の流れに乗るように北上を開始するのも時間の問題だろう。
明日は石垣・宮古の先島諸島をかすめ、2日後の6月1日頃には沖縄本島に限りなく近づくはずで、そのまま黒潮コースを進めば翌6月2日の金曜日には奄美群島、さらに3日には鹿児島県南方の種子島・屋久島が強風域に入りそうだ。
もし万が一沖縄から続く南西諸島のいずれかに上陸したとしたら、おそらく史上最も早い台風上陸ということになるだろう。
いま現在の勢力は950ヘクトパスカル、最大風速50メートルレベルで、その勢力のまま上陸したらこれまた超早期台風の新記録になるかもしれない。
さらに怖いのが「線状降水帯」の発生で、停滞(梅雨)前線に向かっての台風の強風により南海上の湿った空気がどんどん送り込まれることで、特に6月1日から4日までは要注意だ。