中国武漢で見つかった新型コロナウイルスによる感染者は昨日30日には1980人余り増加し、これでほぼ1万人になった。
そのうち死者は213人だという。つい3週間ほど前には6~7人だったのがここへきて急激に数を増やしている。
死者数は2003年から4年にかけて大流行したSARZ(高病原性呼吸器疾患)の時までには達していないものの感染者数は2倍近い。中国当局による強圧的な「武漢封じ込め作戦」にもかかわらず大幅に増え続けている。
(注)中国当局の発表によると、2月1日現在感染者数は14800人、死者数303人と、わずか二日で感染者数が5000人近く増え、死者数は90人増加した。うち重症者は2000人余りで重体なのが400人ほどいるそうである。大変な事態になりつつある(2月2日追記)。
日本をはじめ各国も武漢滞在の自国民保護のため本国へのチャーター便を飛ばし始めた。
日本企業が武漢だけで160社もあり、現地赴任社員の数は650人だというのも初めて知った。160社もあって日本人社員数が650人(家族も含むのか?)というのは多いのか少ないのか、そういった経験を持たない自分には分からないが、とにかく現在までに3便が飛び、帰国希望者のほとんどは乗って帰れたようだ。
ユーチューブでこの新型コロナウイルス騒動を見ていると、中にヘイトスピーチならぬ「ヘイトチューブ」があった。曰く「新型コロナウイルスは中国のテロだ」。
「坊主(中国)憎けりゃ袈裟まで憎い」の類で、こういった騒動に便乗する似非愛国者にはあきれて物が言えない。放っておくしかない。
ところでインフルエンザの方はどうなっているのだろう。昨年10月に感染者が出始めた時は「今期は異常に早い流行の兆しが見られ、この冬は大流行する」などと心配されたのだが、新型コロナウイルスの話題ですっかりメディアから消えてしまった。
実際大流行にまでは至らなかったのだろう。何しろとんでもない暖冬なのだ。
当地方では11月下旬から弱い霜が見られるのが普通だったが、3週間も遅れた12月中旬から始まり、年内に4回、年が明けてからは今朝(31日)を含めて6回。そのどれも強い霜ではなく日の出から2時間後には全くウソのように消えてなくなった。
今日で1年で最も寒い1月が終わるが、雨や曇りが多かったせいだろうか、気温が下がり切らなかった。毎朝雨でなければ7時前後に犬(ウメ:8歳)の散歩に出るのだが、手袋をしても手が冷たいという朝はたったの1回だけだった。
散歩の途中で望まれる高隈連山も、例年なら12月下旬からこの時期までに4~5回は雪を被った神々しい姿を見せるのだが、この冬はまだ1度もない。
桜島も例年同じくらいの頻度で冠雪が見られるのだが、同様にまだ1度もないそうだ。暖冬もここに極まれりの感がする。
暖冬で湿潤な日の多かったのがインフルエンザの流行を抑えたのかもしれない。2月に入ってからはなおさら雨含みの日が多くなるから、インフルエンザに関してはやや安心できるだろう。
※暖冬を証明するかのように我が家の庭に植えた「ツルコザクラ」がもう可愛らしいピンクの花を咲かせた。ツルコザクラの開花期は普通4月から6月。狂い咲きには違いないが、極寒のはずの1月に咲いたのだから、この後も寒さに打ちかって咲き続けるものと思われる。
そのうち死者は213人だという。つい3週間ほど前には6~7人だったのがここへきて急激に数を増やしている。
死者数は2003年から4年にかけて大流行したSARZ(高病原性呼吸器疾患)の時までには達していないものの感染者数は2倍近い。中国当局による強圧的な「武漢封じ込め作戦」にもかかわらず大幅に増え続けている。
(注)中国当局の発表によると、2月1日現在感染者数は14800人、死者数303人と、わずか二日で感染者数が5000人近く増え、死者数は90人増加した。うち重症者は2000人余りで重体なのが400人ほどいるそうである。大変な事態になりつつある(2月2日追記)。
日本をはじめ各国も武漢滞在の自国民保護のため本国へのチャーター便を飛ばし始めた。
日本企業が武漢だけで160社もあり、現地赴任社員の数は650人だというのも初めて知った。160社もあって日本人社員数が650人(家族も含むのか?)というのは多いのか少ないのか、そういった経験を持たない自分には分からないが、とにかく現在までに3便が飛び、帰国希望者のほとんどは乗って帰れたようだ。
ユーチューブでこの新型コロナウイルス騒動を見ていると、中にヘイトスピーチならぬ「ヘイトチューブ」があった。曰く「新型コロナウイルスは中国のテロだ」。
「坊主(中国)憎けりゃ袈裟まで憎い」の類で、こういった騒動に便乗する似非愛国者にはあきれて物が言えない。放っておくしかない。
ところでインフルエンザの方はどうなっているのだろう。昨年10月に感染者が出始めた時は「今期は異常に早い流行の兆しが見られ、この冬は大流行する」などと心配されたのだが、新型コロナウイルスの話題ですっかりメディアから消えてしまった。
実際大流行にまでは至らなかったのだろう。何しろとんでもない暖冬なのだ。
当地方では11月下旬から弱い霜が見られるのが普通だったが、3週間も遅れた12月中旬から始まり、年内に4回、年が明けてからは今朝(31日)を含めて6回。そのどれも強い霜ではなく日の出から2時間後には全くウソのように消えてなくなった。
今日で1年で最も寒い1月が終わるが、雨や曇りが多かったせいだろうか、気温が下がり切らなかった。毎朝雨でなければ7時前後に犬(ウメ:8歳)の散歩に出るのだが、手袋をしても手が冷たいという朝はたったの1回だけだった。
散歩の途中で望まれる高隈連山も、例年なら12月下旬からこの時期までに4~5回は雪を被った神々しい姿を見せるのだが、この冬はまだ1度もない。
桜島も例年同じくらいの頻度で冠雪が見られるのだが、同様にまだ1度もないそうだ。暖冬もここに極まれりの感がする。
暖冬で湿潤な日の多かったのがインフルエンザの流行を抑えたのかもしれない。2月に入ってからはなおさら雨含みの日が多くなるから、インフルエンザに関してはやや安心できるだろう。
※暖冬を証明するかのように我が家の庭に植えた「ツルコザクラ」がもう可愛らしいピンクの花を咲かせた。ツルコザクラの開花期は普通4月から6月。狂い咲きには違いないが、極寒のはずの1月に咲いたのだから、この後も寒さに打ちかって咲き続けるものと思われる。