今朝(11月27日)はそこそこに気温が下がったが、それでも7℃からはあり、季節は晩秋から初冬へ行きそびれているようだ。
10月の20日頃に最低気温が5℃を下回ったことがあり、同じ10月中に、もう一度5℃の時があった。その日は愛犬ウメの朝の散歩の際に畑地帯の畔に積まれた枯草の上にごく軽い霜さえ降りていた。前々日にわずかだが雨が降り、地面が水分を多く含んでいたせいだろうか。
明けて11月の初旬に3度目の5℃以下という日があったが、その時もうっすらと畑が白かった。
けれどもそれ以来、もう3週間以上、霜とは縁が切れ、数日は夏日でさえあったから、我が家の庭でも異変が起きていて、夏の花であるホウセンカのひこばえが立派な花を咲かせ、ポーチュランカも小ぶりにはなったが相変わらず次々に花を着けていた。
ところがもっと驚くのは、カンナ。10月の二回の5℃以下を経てすっかりうらぶれたので、花壇の中のものを引っこ抜いたのだが、柿の木の袂に群生していたのが、多分、その塊根の一部が残っていたのだろう、霜と無縁のこの3週間のうちにみるみる茎葉を伸ばし、ついに中から花芽さえ上がって来たのだ。
カンナの黄色の蕾がすくすくと立ち昇った。カンナの後ろでは晩秋の花・山茶花が満開になっている。
10月の20日頃から、寒さは例年通りにやって来たなと思っていたのだが、全く当てが外れてしまった格好だ。
11月になって急に冷え込むと世の女房たちが慌てて夏・秋物から冬物へと衣替えをするのだが、その寒さがいっとき緩んでいわゆる「小春日和」となり、「何だ、慌てなくてもよかったんだ」となる。これを鹿児島では「オナゴ騙し」と言うようだが、しかしそのオナゴ騙しもせいぜい一週間くらいなものだったはずである。
それが三週間も続くとは、男も騙されてしまう昨今だ。男女平等もここまで来たか?
それは冗談だが、コロナ禍により工場の煙突から排煙が減り、またジェット機のまき散らす二酸化炭素や窒素化合物が消え、世界の温暖化はやや揺り戻すのではないかと期待したのだが、やはり今年も暖冬は免れないのだろうか。
せっかく、ジェット機を嫌うグレタ・トゥンベリさんの喜ぶ事態になったのだが、旅行や軍事で飛行機の使われなくなることは考えられないのが残念ではある。ここらで「反重力飛行」とかいう燃料を全く使わない飛行原理を実用化できまいか(夢のまた夢?)
10月の20日頃に最低気温が5℃を下回ったことがあり、同じ10月中に、もう一度5℃の時があった。その日は愛犬ウメの朝の散歩の際に畑地帯の畔に積まれた枯草の上にごく軽い霜さえ降りていた。前々日にわずかだが雨が降り、地面が水分を多く含んでいたせいだろうか。
明けて11月の初旬に3度目の5℃以下という日があったが、その時もうっすらと畑が白かった。
けれどもそれ以来、もう3週間以上、霜とは縁が切れ、数日は夏日でさえあったから、我が家の庭でも異変が起きていて、夏の花であるホウセンカのひこばえが立派な花を咲かせ、ポーチュランカも小ぶりにはなったが相変わらず次々に花を着けていた。
ところがもっと驚くのは、カンナ。10月の二回の5℃以下を経てすっかりうらぶれたので、花壇の中のものを引っこ抜いたのだが、柿の木の袂に群生していたのが、多分、その塊根の一部が残っていたのだろう、霜と無縁のこの3週間のうちにみるみる茎葉を伸ばし、ついに中から花芽さえ上がって来たのだ。
カンナの黄色の蕾がすくすくと立ち昇った。カンナの後ろでは晩秋の花・山茶花が満開になっている。
10月の20日頃から、寒さは例年通りにやって来たなと思っていたのだが、全く当てが外れてしまった格好だ。
11月になって急に冷え込むと世の女房たちが慌てて夏・秋物から冬物へと衣替えをするのだが、その寒さがいっとき緩んでいわゆる「小春日和」となり、「何だ、慌てなくてもよかったんだ」となる。これを鹿児島では「オナゴ騙し」と言うようだが、しかしそのオナゴ騙しもせいぜい一週間くらいなものだったはずである。
それが三週間も続くとは、男も騙されてしまう昨今だ。男女平等もここまで来たか?
それは冗談だが、コロナ禍により工場の煙突から排煙が減り、またジェット機のまき散らす二酸化炭素や窒素化合物が消え、世界の温暖化はやや揺り戻すのではないかと期待したのだが、やはり今年も暖冬は免れないのだろうか。
せっかく、ジェット機を嫌うグレタ・トゥンベリさんの喜ぶ事態になったのだが、旅行や軍事で飛行機の使われなくなることは考えられないのが残念ではある。ここらで「反重力飛行」とかいう燃料を全く使わない飛行原理を実用化できまいか(夢のまた夢?)