22日は午前中に「賢所へのお告げ文」がなされ、午後1時から「即位礼正殿の儀」があり、そして夜は海外からの賓客を中心に「饗宴の儀」と、天皇皇后両陛下の超多忙な一日だった。
昨日のニュースの俎上に上ったのは当然だが即位礼における「天皇の宣明」で、やはり「国際社会」「世界」の平和を願うという内容に焦点が当てられた。
平成天皇(上皇様)の即位礼では、国内の平和・繁栄・発展について言及はあったが、直接「世界の平和」を願うという表現はなかったと思う。
今回はその世界平和、国際社会との友好・平和と二度も世界を意識したお心を述べられたので、テレビニュースなどマスコミ各社は一種の驚きを以て報道していた。
一夜明けた今日は、メディアの関心は雅子さまに移ったかのようで、赤坂御所から宮殿に向かう車からにこやかに手を振る姿を映し出し、次に雅子さまのファッションを取り上げていた。
そして異口同音に諸外国の賓客とさしで語らう姿を流しながら、「外国語が堪能で、通訳なしで談笑している」「皇室外交にふさわしい」雅子さま――と報じていた。
故高松宮は大正の初めから終戦直後まで日記を書き続けたが、公開された中で終戦の年の昭和20年10月22日の日記に次のように記している。
「外国人に対しも、単に拝謁ではなく、十分応対し得らるべき」(天皇と外国人との面会があったとき、これまでのように言葉も交わさずに拝礼だけの面会では済まないだろう。相手の言い分を聞いてそれに応じられる語学力が必要である。)
と。
天皇陛下は皇太子浩宮さまの時代にイギリスのオックスフォード大学に短期留学はしているので日常会話に不足はないが、雅子さまは幼少期に外交官だった父と一緒に海外生活をし、かつ後年にはアメリカのハーバード大学で学んでいるから、なお一層流暢かつ数か国語にも堪能だそうである。
つい最近まで雅子さまはストレス障害で公務も制限されていたが、今回の様子を拝見していると全くその片鱗は現れておらず、6月のトランプ大統領夫妻を接待したころから、まさに「水を得た魚のように」生き生きとされ始めたことに気付かされる。
高松宮も泉下で大いに喜ばれていることだろう。/
昨日のニュースの俎上に上ったのは当然だが即位礼における「天皇の宣明」で、やはり「国際社会」「世界」の平和を願うという内容に焦点が当てられた。
平成天皇(上皇様)の即位礼では、国内の平和・繁栄・発展について言及はあったが、直接「世界の平和」を願うという表現はなかったと思う。
今回はその世界平和、国際社会との友好・平和と二度も世界を意識したお心を述べられたので、テレビニュースなどマスコミ各社は一種の驚きを以て報道していた。
一夜明けた今日は、メディアの関心は雅子さまに移ったかのようで、赤坂御所から宮殿に向かう車からにこやかに手を振る姿を映し出し、次に雅子さまのファッションを取り上げていた。
そして異口同音に諸外国の賓客とさしで語らう姿を流しながら、「外国語が堪能で、通訳なしで談笑している」「皇室外交にふさわしい」雅子さま――と報じていた。
故高松宮は大正の初めから終戦直後まで日記を書き続けたが、公開された中で終戦の年の昭和20年10月22日の日記に次のように記している。
「外国人に対しも、単に拝謁ではなく、十分応対し得らるべき」(天皇と外国人との面会があったとき、これまでのように言葉も交わさずに拝礼だけの面会では済まないだろう。相手の言い分を聞いてそれに応じられる語学力が必要である。)
と。
天皇陛下は皇太子浩宮さまの時代にイギリスのオックスフォード大学に短期留学はしているので日常会話に不足はないが、雅子さまは幼少期に外交官だった父と一緒に海外生活をし、かつ後年にはアメリカのハーバード大学で学んでいるから、なお一層流暢かつ数か国語にも堪能だそうである。
つい最近まで雅子さまはストレス障害で公務も制限されていたが、今回の様子を拝見していると全くその片鱗は現れておらず、6月のトランプ大統領夫妻を接待したころから、まさに「水を得た魚のように」生き生きとされ始めたことに気付かされる。
高松宮も泉下で大いに喜ばれていることだろう。/
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