鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

夏日が史上最多に

2024-11-14 20:59:30 | 日本の時事風景
今日の天気予報によると、鹿児島市では11月に入ってからの夏日(最高気温25℃)が8日となり、観測史上最多になったという。

今日は11月の14日だが、夏日の日の方が多かったことになる。

夏日とはむろん夏に多い最高気温25度を超える日だが、先月もおそらく1か月のうち夏日が半分以上だったに違いない。

何しろ先月の平均気温は平年より2.5℃ほども高かったのだから・・・。

鹿児島は全国でも最も気温が高い地域だが、それでも11月の14日、つまり中旬ともなれば山沿いでは「紅葉前線」が取り沙汰されるのだが、今年はまだ紅葉の先駆けは聞こえてこない。

いやはやこの先どうなるのだろう。

次期アメリカの大統領に当選したドナルド・トランプは地球温暖化に歯止めを掛けようとしている「パリ協定」などクソくらえとばかり、今度も協定離脱をするらしい。

アメリカでも温暖化による災害が多発しているにもかかわらず、中国の発展を目の敵にして自国の都合を最優先する姿勢には目を覆いたくなる。

パリ協定では、日本は日本で岸田内閣の時にCo2の削減に適しているとして原子力発電所の延命策を策定したが、巨大地震に因る危険性を無視した弥縫策としか思えない。

2011年の東日本大震災の際に「全電源喪失」によって炉心を冷やす機能を失い、核燃料が溶解して2号機の炉心に溜まったという「デブリ」の回収に成功したそうだが、その量は何と「0.7g」だという。

わずか0.7gを炉心から採取するのに8月から2か月半余り先の昨日(11月13日)までかかったわけだが、その量が当初は3グラムなどと言っていたのにその4分の1しか採取できなかったことになる。

何とも悠長な話だ。先が思いやられる。もう原発は「元気なうちに」廃炉にした方が良い。南海トラフ地震が起きてからでは遅いのだ。

再生エネルギーシステムをフルに活用し、原発は停止させなければ次代に大きなツケを残す。

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