メヒコのストラト

その悪魔の囁きに負けて買ってしまったのが、レスポールの隣の彼です。
フェンダーメキシコのストラトキャスター。
数週間前、大親分へギターを見に行った時、半額近くの値段で置いてありました。

その時は欲しいけど、我慢しました。

そして今日。
たまたま休みだったので、アンヴィルの映画を見に仙台へ行き、ついでに大親分に入ってしまいました。

そこには三本のメヒコのストラトが、サンバースト、フェイスタレッド、レイクプラシッドブルーとあり、本当はサンバーストが欲しかったんですが、ちょっと高い。店を出ようとしたら、店員が声をかけてきた。思わず試奏したいと言ってしまった。

試奏して数分で買う気満々！！
とうとう悪魔の誘惑に負けて買ってしまった。

しかし、彼を手に入れて今までのモヤモヤした気分が晴れたのも事実。
ここはポジティブヴに考える事にした。

ストラトがあれば、ロリー・ギャラガーのコピーをレスポールでしなくてもいい！
あのキュインキュインとした音が出せるのだ。
出したい音が出せる。

後の金（生活費、ガソリン代）の工面は日々の節約に努める事にしよう（出来るのか？）

アンヴィルのリップスが映画の中で言った「今やるしかない」という一言が俺をストラト購入へと走らせたのかもしれない（そんな訳ないか）・・・

悪魔が耳元で囁いた(爆)

ある場所に俺はいた。

ただ暇潰しに入ったつもりだった・・・

そこには「あれ」があった。
あれはレイクプラシッドブルーに輝いていた

その時悪魔が耳元で囁いた
「これはお前が求めていたのではないのか？」

俺は奴の囁きから逃れようとそこから去ろうとした

すると奴が「お前はこいつの音を聴きたくないのか？音を聴かずにここから立ち去るのか？後悔するぞ！と言ってきた」

俺は不覚にもそれに触れてしまった。
そして音を奏でてしまった・・・
鈴なりのような音を奏でるそいつに魅せられてしまった・・・

気が付くとレイクプラシッドブルーのそいつは俺の背中にしがみ付いていた。

一瞬の喜びと後からくる激しい後悔・・・俺は悪魔に負けてしまった(爆)