BACK STREET TRUKKER

音楽が一番のセラピー

G.I.S.M./Detestation

2018-10-15 21:07:00 | 音楽
最近、映画「ちょっとの雨ならがまん」の影響でG.I.S.M.熱が高まっている。このバンドの存在はハードコアパンクにハマり出した86年には名前を聞いていて、ハードコアなのにHM/HRな出で立ちで興味はあったけど、84年リリースの本作「Detestation」は既に廃盤、インディーズ盤扱ってるレコード屋では一万八千円で売られてて当時は手が出せ無かった。高校の頃に先輩から聴かせてもらったのが最初だった。
先輩はスラッシュメタルの先駆者と言っていたが、ちょっと違うでしょ?と思ったのが最初の印象。だが、当時何百といたであろうスラッシュメタルの吐き捨てヴォーカルの誰にも似て無い、横山SAKEVIの元祖グロウルヴォーカルに衝撃を受けたし。Discharge的な曲に突然切り込んで来る、ランディ内田の如何にもHM/HR的なギターソロも強烈だった。
92年にアートワークを変えボーナストラックを加えたCDヴァージョンがリリースされて、やっと手に入れたが、オリジナルアートワークで出してほしかった。(CDヴァージョン、ブックレットのアートワークもちょっとグロくてウヘェだった…)
84年と言えばMETALLICAが「Ride the Lightning」をリリースした年。その年に日本のアンダーグラウンドパンクシーンから当時最もブルータルな本作が出ていたのが、今思うと恐ろしささえ感じるし、ドラマーが女性なのも驚きだった。
音と同様ライヴも横山SAKEVIが客に殴りかかる、ガスバーナーをぶっ放す等、ヤバかったらしい(ちょっとの雨ならがまんではそのシーンはみられなかった)。
90年代もアンダーグラウンドな活動を続け、SABBRABELLSの高橋喜一さんがベーシストで在籍していた時期もあった。2001年にランディ内田が死去し、翌年無期限活動停止していたが、2016年に復活。オランダのフェスに出演した。
現在の活動は不明だけど(昨年ギターレスの編成でライヴを行ったそうな。)、突然初期音源集が限定発売されたりと、今でも目が離せないバンド。

"G.I.S.M - Detestation (FULL ALBUM) 1984" を YouTube で見る

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとの雨ならがまん

2018-10-06 07:57:00 | 音楽
9月30日と10月4日は83年に初上映されたジャパニーズハードコアのドキュメンタリー映画「ちょっとの雨ならがまん」を観てきた。上映時間45分。当時のコア系ミュージシャンへのインタビュー、インタビュアーやってる女性のつぶやき。当時のライヴ映像であっという間に終わってしまうが、現在のエクストリームミュージックに多大な影響を与えたG.I.S.M.の映像(細切れだが)おそらくBAKI加入前と思われるGASTUNK(ちょっとだけど…)が観れるのが貴重。その中でやはりG.I.S.M.のライヴは元祖グロウルシンガー、横山SAKEVI氏の圧倒的な存在感とヒリヒリしたフロアの雰囲気に圧倒される。インタビューではG.I.S.M.のギタリスト故ランディ内田氏とドラムのMARIO(女性)の思想主張関係無く、ただ音楽を演りたい!的アティテュードに感銘を受けた。
残念だったのは本作のパネルの展示が無かった事とパンフレットの内容にSAKEVI氏のクレームが入ったらしく、仙台上映が始まって発売中止になった事。映画のチラシが目立たない所にあったのもちょっとなぁと思った。
後になってパンフレットの発売はできるようになったようだが、上映最終日仙台の上映館には置いてなかった…

この映画を観てから、G.I.S.M.ばかり聴いてる。ハードコアパンクにハマり出した、86年(中3)頃の気分させられた。当時は手を出さなかった(出せなかった)THE COMESやGAUZEの音源(入手できるかな?)もチェックしたい。


"【ちょっとの雨ならがまん】 予告編" を YouTube で見る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

S.O.D.68

2018-10-03 09:45:00 | 音楽
9月29日はフラサンへ。この日は休みだったのでアタマから観た。1番手、トロルドム。初見のバンドだったが、活動歴は長いみたい。70年代型ハードロックだけど、マイナーバンドの怪しい雰囲気ムンムンでオジサンのハートにどストライク!だった。ZEPのカヴァーを演ってたが、オジサン的にはCAPTAIN BEYONDを思い出した。
2番手、ALVAREZ前回以上に強固なリズムにビックリ!Lanちゃんの歌もより艶を増しており、早いとこアルバム出しなさい!とオジサンは強く思いました。そして、ツインテールのLanちゃんを見て心の中で可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃィィィィィィィィ!!!!!とオジサンは叫ぶのでした。
3番手、WINDZOR。笑う最強熟女ヴォーカリスト、きのっぴぃさん擁する姫路のバンド。彼らがこの日最強だったと思う。
ベースのSatom-inさん不在で今回サポート。ドラムと鍵盤奏者も前回とチェンジしてるが、前回以上の迫力!きのっぴぃさんのMCは相変わらず絶好調!MC喋りすぎたのか?高音がかすれる箇所もあったけど、そんなのお構いなしでゴリ押しで突き進む感に痺れる!
主催のデスさん以上に顔で弾くOno-sanも熱演だった!
4番手、e:cho。東京拠点になってから、中々仙台に来てくれず、仙台を忘れちゃったのかよ?と不満ムンムンになってた所での凱旋。リーダーY.O.U.先生の容姿のオネェ度が更にUP!AKKO MACHINEのベーシストで彼のお姉さんらしい、Y.O.U.子さんと見分けがつかなくなっていた(笑)。フロア最前にはHOOKで見かけるe:cho贔屓な皆さんが集まり、なんか嬉しくなった。現ギタリストの884君の音にちょっと違和感感じつつも、相変わらずのe:choのステージ。先生はアクティブだし、884君も負けじと動き回る!先生とYAGGYさんの強力なリズム。そしてHarukaさんの歌に胸を締め付けられる。新曲も涙腺崩壊確実で早くニューアルバム聴きたい!
5番手、OCTAVIAGRACE。東京のテクニカルアニソン(?)バンド。
イケメンリズム隊にカワイコちゃんのヴォーカリストとギタリスト。ギタリストの華子ちゃんが更に綺麗になってオジサンは凄くドキドキしてしまった。
残念ながら鍵盤奏者が脱退(制作面では関わってるそう)で同期だったが、バックの超絶技巧が炸裂!
実稀ちゃんの胸キュンな歌も絶好調!心の中で可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃィィィィ!!!!!と叫んでしまう!
現行の4人の音を聴かせたい為か?イントロ等主要なパート以外の同期鍵盤音を切っていたような気がする。バッキングではYouske君の動きの多いベースラインがより印象に残ったし、華子ちゃんの流麗なソロにオジサンは釘付けになってしまうし、見とれてしまう。願わくは鍵盤奏者を加えた編成で観たい!華子ちゃんと前に一緒にやってた、長身美人のあの娘が加入してくれないかなぁ?と実現不可能な事を考えてしまうのであった。
トリ、WildFrontier。S.O.D.をアタマからラストまで観るのは久しぶりかな?いちこさんのVOがだいぶ板についてきたように思う。今回ドラムが酪農さんなのでリズムが重圧になっておりました。
終演後は何時もの物販へ。OCTAVIAGRACEの華子ちゃんを目の前にドギマギしてしまい、たいして話せず、チェキ購入。実稀ちゃん来ないのかなぁ?と名残惜しつつフラサンを後にするのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする