最近、映画「ちょっとの雨ならがまん」の影響でG.I.S.M.熱が高まっている。このバンドの存在はハードコアパンクにハマり出した86年には名前を聞いていて、ハードコアなのにHM/HRな出で立ちで興味はあったけど、84年リリースの本作「Detestation」は既に廃盤、インディーズ盤扱ってるレコード屋では一万八千円で売られてて当時は手が出せ無かった。高校の頃に先輩から聴かせてもらったのが最初だった。
先輩はスラッシュメタルの先駆者と言っていたが、ちょっと違うでしょ?と思ったのが最初の印象。だが、当時何百といたであろうスラッシュメタルの吐き捨てヴォーカルの誰にも似て無い、横山SAKEVIの元祖グロウルヴォーカルに衝撃を受けたし。Discharge的な曲に突然切り込んで来る、ランディ内田の如何にもHM/HR的なギターソロも強烈だった。
92年にアートワークを変えボーナストラックを加えたCDヴァージョンがリリースされて、やっと手に入れたが、オリジナルアートワークで出してほしかった。(CDヴァージョン、ブックレットのアートワークもちょっとグロくてウヘェだった…)
84年と言えばMETALLICAが「Ride the Lightning」をリリースした年。その年に日本のアンダーグラウンドパンクシーンから当時最もブルータルな本作が出ていたのが、今思うと恐ろしささえ感じるし、ドラマーが女性なのも驚きだった。
音と同様ライヴも横山SAKEVIが客に殴りかかる、ガスバーナーをぶっ放す等、ヤバかったらしい(ちょっとの雨ならがまんではそのシーンはみられなかった)。
90年代もアンダーグラウンドな活動を続け、SABBRABELLSの高橋喜一さんがベーシストで在籍していた時期もあった。2001年にランディ内田が死去し、翌年無期限活動停止していたが、2016年に復活。オランダのフェスに出演した。
現在の活動は不明だけど(昨年ギターレスの編成でライヴを行ったそうな。)、突然初期音源集が限定発売されたりと、今でも目が離せないバンド。
先輩はスラッシュメタルの先駆者と言っていたが、ちょっと違うでしょ?と思ったのが最初の印象。だが、当時何百といたであろうスラッシュメタルの吐き捨てヴォーカルの誰にも似て無い、横山SAKEVIの元祖グロウルヴォーカルに衝撃を受けたし。Discharge的な曲に突然切り込んで来る、ランディ内田の如何にもHM/HR的なギターソロも強烈だった。
92年にアートワークを変えボーナストラックを加えたCDヴァージョンがリリースされて、やっと手に入れたが、オリジナルアートワークで出してほしかった。(CDヴァージョン、ブックレットのアートワークもちょっとグロくてウヘェだった…)
84年と言えばMETALLICAが「Ride the Lightning」をリリースした年。その年に日本のアンダーグラウンドパンクシーンから当時最もブルータルな本作が出ていたのが、今思うと恐ろしささえ感じるし、ドラマーが女性なのも驚きだった。
音と同様ライヴも横山SAKEVIが客に殴りかかる、ガスバーナーをぶっ放す等、ヤバかったらしい(ちょっとの雨ならがまんではそのシーンはみられなかった)。
90年代もアンダーグラウンドな活動を続け、SABBRABELLSの高橋喜一さんがベーシストで在籍していた時期もあった。2001年にランディ内田が死去し、翌年無期限活動停止していたが、2016年に復活。オランダのフェスに出演した。
現在の活動は不明だけど(昨年ギターレスの編成でライヴを行ったそうな。)、突然初期音源集が限定発売されたりと、今でも目が離せないバンド。
"G.I.S.M - Detestation (FULL ALBUM) 1984" を YouTube で見る