RADIOBIRDMANのドキュメンタリー映画のDVDがリリースされた。
昨年、東京大阪で上映されていたので。仙台でもフォーラムかチネ・ラヴィータあたりで上映を期待していたけど無し…
忘れた頃にDVD/Blu-rayのリリースとなっていたので早速ゲット。知る人ぞ知るバンドのドキュメンタリーだが、ANVILやThe Stoogesの映画のような感動的なラストは無い。観た後にモヤモヤ感の残る内容。
日本盤のリリースが2001年にSubPop
から出たベスト盤だけなので、彼らの歴史はあまりわからなかったが、テックが72年にオーストラリアに渡り、最初はTV Jonesなるバンドに在籍していたとか、セカンドギタリストのクリス・マズアックはカナダ人で十代で加入してたとか、この映画でバンドの歴史をあらためて知った。
から出たベスト盤だけなので、彼らの歴史はあまりわからなかったが、テックが72年にオーストラリアに渡り、最初はTV Jonesなるバンドに在籍していたとか、セカンドギタリストのクリス・マズアックはカナダ人で十代で加入してたとか、この映画でバンドの歴史をあらためて知った。
デニス・テック(G)、ロブ・ヤンガー(VO)、ピップ・ホイル(KEY)、ロン・キーリー(DS)、ワーウィック・ギルバート(B)、クリス・マズアック(G)、ジム・ディクソン(2002年加入のベーシスト)らや、ファンと関係者の証言で構成されているが、過去のインタビュー映像は無しで、現在(2017、8年?)のインタビューと過去~17、8年(?)のライヴ映像での構成。
バンド結成~地元で頭角を現し始める~海外レーベルと契約~初の英国ツアー中のメンバー同士の確執、バンド崩壊。
90年代に入り、地元オーストラリアの
フェス出演の為の再結成~再びメンバー衝突脱退と常にゴタゴタに巻き込まれていたバンドの内情が赤裸にされている。
元メンバーのインタビューで涙ながらに語るメンバーもおり、もしかして、この映画に出たくなかった!と思っているメンバーもいたのかな?と思ってしまった。
個人的にモヤモヤだったのはクリス・マズアックが解雇されていたのをコレを観て初めて知った事だった。昨年やっと入手した再結成アルバム「Zeno Beach」での貢献も大きかったと思うだけに、再び一緒に演奏する事が無くなると思うと複雑な気持ちになる。
常にゴタゴタに巻き込まれていたバンドだが、バンド自体は健在。あと何年活動するかわからないが、彼らを生で観られる機会はあるだろうか?