美女と野獣と金髪

自分の誕生日でもある１８日は久々のスペースゼロ。TSPとD_drive主催の美女金ライヴ。Mardelasが出た昨年に続きSOLD OUT。
俺の出演順予想はFROZEN CAKE BAR→G∀LMET→BRIDEAR→TSP→D_drive→CrossVeinの順だと思ってましたが、なんとトップバッターはTSP！
VOのKouzy君の煽りで最前から後ろは回り出す！俺も回る！
音は今時のコ達の好きそうな感じだけど､メンバーの佇まいが一番ロックンローラー然としてる。この時が一番運動量が多かったかも？オープニングから汗だく！
２番手、G∀LMET｡
昨年から引き続きの参戦｡未だベーシスト不在だが、出音のブルータル度が増してたのが驚きだった。フロアに降りてグロウルするみっき～に痺れた！
ここからうろ覚え、３番手、BRIDEAR｡
福岡のモダンガールズメタル初の仙台｡
ブルータルでありながら、歌メロはキャッチー｡VOのKimiっていいシンガーだね。
２人のギタリストの中で上手側の美弦(みつる)がオッサンファンに人気があるようだが、俺は下手側のMisaが好きだ。彼女はどことなく８０年代チックなオッサン好みのギターを弾く。メンバーの中で一番美人だし、すっかり魅了されてしまった。
最強のガールズメタルバンドといわれてるそうだが、ドラムが弱いように感じた｡だけど、またライヴを観たいと思ったステージだった。
４番手、FROZEN CAKE BAR
若者には引っかかるが、俺のようなオールドスクールメタル耳には心に引っかからないバンド(好きな人には悪いけど)。メンバーのキャラが変わったようで、ドラマー君がオカマキャラにクリザベスちゃん(VO)がSキャラになってた。フロントの男性陣は強面に見えるが、近くで見ると目が可愛い。５番手、D_drive｡
(画像はバンドのTwitterから)
相変わらずの安定感。全曲インストなのに、ダレないのは各メンバーのテクニックもあるけど、曲がキャッチーなんだよね。相変わらずYUKIちゃん綺麗だった。
６番手、CrossVein｡
一年ぶりの仙台｡メンバーチェンジがあり、現ドラマーはケリー・サイモンのバックメンバーでもあるYosuke｡
お約束のJulia姫によるナレーション(爆)から幕が上がり｡定位置に付く王子達。そして、お待ちかねの姫の登場。昨年のMacana劇場(爆)公演のJulia姫の衣装はいかにも動き辛そうななドレスだったが、今回は短めの黒いドレス。(姫のTwitterからの画像。紺色っぽく見える)姫も動きやすそうだ。
演奏はドラムが変わった事もあり、よりロックしてる印象。フロントの男性陣の中でやっぱりアクティブなベースのShoyoに目を奪われる。貴族に紛れ込んだワイルドなロックンローラー。Yoshi＆Masumiのツインリードも相変わらずのキレ。
Masumiのソロの時は思わず手元をガン見してしまうなぁ。前回に続き、どのバンドも強力だった。ただ、女性VOのバンドが殆どなので、来年の美女金は男性VOのバンドも入れてほしいなと思う。兀突骨なんかがラインナップに加われば面白くなりそう。

Mardelas II

Mardelasのニューアルバム。期待より不安を感じてましたが､不安は半分的中しましたな。
全体的に良く言えばバラエティーに富んだ内容。悪く言えば散漫な印象。
曲は単体で聴くと悪く無いのだけど、全体を通して聴くとちょっとなぁって感じ。
これがマリナちゃんのパワーごり押しヴォーカルだったら､印象も変わるのだけど、全体的にシャウトやスクリームは若干抑え気味。
その分、曲によって歌の表情を変えてる。歌い回しを変えても、マリナちゃんは上手いなぁ。
今回の新機軸はV系っぽい「Loner」ジャジーな「Cheers!!」ポップな「HA☆NA☆BI」ポップでライトなバラード曲「a little star」
メタルじゃ無い曲でもバックの超絶技巧は炸裂してて、ベースのHIBIKIとドラムの弓田“HOT兄さん”秀明のプレイをなぞって聴くのも面白い。
今回、樹京君のギターの表現力が上がったように思う。演歌メタル曲「蛇に牡丹」(なんかエロいタイトルだな。)や先行シングル曲の「Dice」のソロは絶品！ワウの使い方にサポートギタリストだった、元CryingMachineのMASHA君の影響が出てる気がするのは気のせいかな？
ラストはピュアなメタル曲「D.G.L.」でシメ。
今回はマリナちゃんのやりたい事を全部入れました！って感じだと思うが、離れるファンもいるだろうし、新たに付くファンもいるだろう。
次に出るアルバムはメタルメタルな感じを期待したい所だけど無理かなぁ。
今月２５日はASRAとのツーマンライヴ。不安半分なのだけど、それを吹き飛ばすステージを期待したい(実際はギャフンと言わされそうだけど・・・)

　

"神風 (full version)" を YouTube で見る

SOD46

４日は久しぶりにSODを観にフラサンへ。昨年まではほぼ欠かさず参戦してたが今年に入って仕事とぶつかり、なかなか行けなかった。
この日は開演に間に合う時間に仕事が終わるようにしてもらい。丁度開演にフラサン着。
一番手、Mudslide。(ちと画像が見づらいが・・・)
活動休止中のBLACK MARRIES BACKのクミ姐さん(G)とSODのフライヤーのデザインを手掛けてる、ナオト氏(B、VO)のバンド。
ブラマリと違い、ヘヴィで埃っぽいロックンロール。ナオト氏のダーティーなVOと図太いベース、ブラマリ時代と比べると、音の厚さが増した姐さんのギター。ドラマー君の豪快な叩きっぷりに痺れる！
２番手、BlastGate。
相馬のPANTERA型バンド。
いつの間にかツインギターに。そのギターの片割れは、なんと！MurderHeadのユージ君。ここのベースの存在感が半端無く、シングルギターでも音が分厚かったが、今回更なる音圧で殺しに来た印象。相変わらず男気全開のステージ！
３番手、MurderHead。対バンに千眼がいるのが影響してるのか？エーエツ君(VO)が気合い入りまくっていた。キーボード奏者(女性)が出れなかったようで、今回はサポート。でも、キーボードレスのMurderHeadも観てみたい。
４番手、Blasdead。
東京のメロパワバンド。エクストリームなバンドが続いたので、こういうオールドスクールなバンドが出て来るとホッとする。ちょっとフロアが寂しくなってたのが残念だ。ツインリードもだけど、小柄だがパワフルなやのっちぇさんのドラムに目耳を奪われた。
５番手、この日一番の目当てThousandEyes(千眼)。やはりこのバンド目当ての客が多いのか？フロアも埋まってきた。千眼目当ての女性が意外といたのは驚きだった。道元氏の強力なスクリーム。
コータ＆トールの流麗なツインリード。森下フミヤ(ふーみん)のマシンのような鬼タイトなドラム。メロディックでありながら凶暴な出音に悶絶！
演奏もさることながら、メンバーのカッコ良さにも目を奪われる。特に上手側ギタリストのコータはワルそうなルックスとオッサン好みのプレイに惚れてしまった。TEARS OF TRAGEDYのギタリストでもある相方のトール(この人は王子だな)も好きだけど、今回はコータのほうをガン見してしまう。
フロアを見ると、意外と年齢層が幅広い。若者から爺さんまでいて、オッサンだらけの嬢メタルと違い、メタルのライヴとして健全な形だなぁと思った。
千眼終了後、時計を見たら明日の仕事に影響が出そうなので、離脱。WildFrontierも観たかった・・・