BACK STREET TRUKKER

音楽が一番のセラピー

ENTOMBED/Left Hand Path

2020-10-18 07:32:00 | 音楽
まだまだ続くスウェディッシュデスメタルネタ。

ENTOMBED、90年のデビューアルバム。レコーディングメンバーはニッケ・アンダーソン(DS)、アレックス・へリッド&ウッフェ・セダルンド(G)LG(ラーズ・ヨラン)・ペトロフ(VO)。前身バンドのNIHELIST期にジョニー・ヘドルンド(B)が在籍していたが脱退。ベースパートはニッケとウッフェがプレイ。
トーマス・スコッグスバーグのプロデュース、スウェディッシュデス&北欧爆走ロケンローの聖地サンライトスタジオ録音。若気の至り全開!の爆裂感が痛快!
攻撃性に耳が行きがちだが、タイトル曲後半のインストパートは長尺のメロディックなギターソロが印象的。
バンド全体が前のめり(褒め言葉)、ニッケのブラストビートも前のめり(笑)。
アレックス&ウッフェもこれでもか!とソロでは弾き倒す!
日本盤はボートラ3曲。こちらも根っ子にあるハードコア魂全開に笑ってしまう!デスメタル絵師、ダン・シーグレイヴの魔物が潜む墓場のジャケ絵も最高である!



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DISMEMBER/Like An Ever Frowing Stream(グロ注意!)

2020-10-16 22:56:00 | 音楽
ENTOMBEDを紹介したので、同郷のマブダチバンドというか二卵性双生児的なこのバンドも紹介。
メンバーはマッティ・カルキ(VO)、フレッド・エストビィ(DS)、ロバート・セネバック(G)、デヴィッド・ブロムクヴィスト(G)、リチャード・カベザ(B、1stリリース時のクレジットではデーモン)。
80年代後半から活動していたが解散。
エストビィ、ブロムクヴィストはマイケル・アモット兄さん率いるCARNAGEに参加。アルバム「Dark Recollections」を90年にリリース後解散。VOのカルキと共にDISMEMBERを再結成。
ENTOMBEDよりちょっと遅れての91年のデビューアルバムである本作をリリース。
ダウンチューニング&HM-2のツマミ全開のギターサウンドはENTOMBEDソックリだが、ツインリードのENTOMBEDと違いこちらはリードのブロムクヴィスト、リズムのセネバックの分業制。根っ子がハードコアパンクなENTOMBEDよりオールドスクールなHM色が強いように思う。
個人的にスウェディッシュデスメタルの名盤中の名盤であるけど、ブロムクヴィストがギターソロを弾かせてもらえず、1曲を除き殆どのソロをENTOMBEDのニッケ・アンダーソンが弾いている。HELLACOPTERSではパンキッシュで時折エース・フレーリーチックなソロを聴かせるニッケがココではメタルメタルなソロを弾いているのが興味深い。
ソロを弾かせてもらえず不本意なブロムクヴィストだったが本作のオープニングを飾る、プロトメロディックデスメタル的名曲「Override Of The Overture」で短いながらも印象的なメロディのソロを弾き意地を見せている。
最初の所で同郷のマブダチバンドと紹介したのだけど、ブロムクヴィストはENTOMBEDのデモテープでベース弾いてサポートしたり、ニッケはDISMEMBERのロゴのデザインをしたりとお互い協力しあっていた。バズソウトーンもこの二つのバンドとCARNAGEがいなければ出てこなかったかもしれない。







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ENTOMBED/Clandestine

2020-10-11 16:14:00 | 音楽


DISMEMBERと並ぶスウェディッシュデスメタルの重鎮バンド、ENTOMBED(エントゥームド)の個人的超名盤2ndアルバム。
デビューアルバム「Left Hand Path」は若気の至り全開のデスメタルアルバムであったが、この2ndアルバムは前作に所々入っていたブラストビートを入れず、彼らのルーツの1つであろうスラッシュメタルに寄せた印象のアルバム。
レコーディングメンバーは後にHELLACOPTERSを結成するニッケ・アンダーソン(VO、DS)、アレックス・へリッド(G)、ウッフェ・セダルンド(G)、ラーズ・ローゼンバーグ(B)。
前作発表後にLG・ペトロフ(VO)が脱退。元CARNAGEのベーシスト、ジョニー・ドルデヴィックがヴォーカリストとして加入、アルバムにもクレジットされているが、実力不足だったのか?ニッケがVOを担当したそうな。
おどろおどろしいSEPULTURA的な「Living Dead」「Sinners Bleed」
ミドルテンポ曲だが、印象的なリフ、そしてアレックス・へリッドのソロが後半を盛り上げる「Evilyn」そしてダークなMOTORHEAD的な疾走曲「Blessed Be」アタマ4曲の流れが強力!
ダウンチューニング+BOSSのディストーションペダル「HM-2」のツマミ全開による特徴的なギターサウンド(バズソウトーンというらしい)、当時はスウェディッシュデスメタルの父的存在のトーマス・スコッグスバーグのプロデュース、アレックス&ウッフェのツインリード。一般のHMファンの方達には現在ロックンロールの人と思われてるであろうニッケのドラム&VOが最高クールな突撃死亡金属作品!



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James Williamson&Deniz Tek/Two to One

2020-10-05 20:54:27 | 音楽


元Iggy And TheStoogesのギタリスト、ジェイムズ“副社長“ウイリアムソンとドキュメンタリー映画「DESCENT INTO THE MAELSTROM」が上映中(東京と大阪だけだが…)のオーストラリアのRadio Birdmanのギタリスト、デニス“軍医殿“テック(彼自身はアメリカ人)のコラボアルバムが無事リリースされました(日本盤仕様(帯付輸入盤)。
コロナ禍の影響か?リリースが11月に延期になったり、唐突に今月リリースのメールが来たりで、どうなってんの?とドギマギさせられたが、こうして手に出来たので安心。
全編でヴォーカルを取るのはテック。
リードは副社長とテック半々だろうか?
副社長の破壊力満点のリフ&リードが炸裂するIggy And TheStoogesの超名盤「RAWPOWER」のような爆裂感は少なめだが、ほぼアンプ直と思われる、ナチュラルな歪み音が最高クールなロケンローが展開されている。
Iggy And TheStoogesよりは鍵盤音少なめのRadioBirdmanな印象の曲が多めであるが、上手くはないけどテックVOが最高にCOOL!であり、アルバムリードトラックの「Stable」に痺れまくりであります!
イマドキメタルが好きな方々には地味な音楽かもだけど、デトロイトロック好きにはタマラン1枚!
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AMAHIRU

2020-10-01 21:19:00 | 音楽
Mary'sBloodのちゃっきーと元DragonForce、現KREATORのベーシスト。フレデリック・ルクレール(このプロジェクトではギタリスト)のプロジェクト「AMAHIRU」のアルバムがいよいよリリースになりますな。
で、リードトラックのMVが公開されてました。VOのスタイルはクリーンにグロウルやスクリームが入るイマドキなタイプ。音もイマドキ感満々。ちゃっきーファンの皆さんは大絶賛のようだが、オールドスクールメタルオジサンのワダシには取っ付きにくい。しかし、1曲だけで良し悪しを判断するのはフェアではないので届くのを待つ。
MVは日本で撮影のようで、どう見てもデートを楽しんでいるようにしか見えない(爆)。フレデリックってギターも上手い!

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