先日ゲットした、FATE GEARのニューアルバム。前作はVOのNicoちゃん主導で製作のようでしたが、今回は隊長主導。２曲(1曲デス屋曲)を除き隊長作曲(DESTROSE時代のが２曲あるのだが…)。
今回インストアイベントで流れてたのを聴いて思わず購入してしまいました。
ジャケットアートワークはドラムのはるかちゃん。
盤面も凝っております。
ブックレット裏面。隊長しかいません。今作からプロジェクト(リズム隊、鍵盤奏者は不動のようだが)なのだそうな。前作からのメンバー＋ゲストミュージシャン(シンガー３人、ベーシスト、ドラマー、ヴァイオリニスト)によるアルバム。メインヴォーカリストである(はず)のNicoちゃんは２曲だけの参加。まるでTHE DICTATORSのハンサム・ディック・マニトバのような扱いに…
ライヴオープニングSE的なインスト曲に続いてのタイトル曲からのスタート。VOは大山まきさん。シンフォニックな疾走曲。酒焼けしたパワフルヴォイスに耳を惹かれる。ちなみにインストアイベントで購入を決めてしまったのは彼女の歌である。
３曲目はヘヴィでゴシカルな曲。ここでのVOは荊(いばらって読むのかな？)嬢。ドラムはなんと元G∀LMETのいじゃこちゃん。VOのスタイルはアニメ声。
４曲目、５曲目(デス屋時代の曲で唯一の外部ライターの曲かな？)が問題のデス屋時代の曲。正直あの５人によるヴァージョンに思い入れが強いのだけど、大山まきさんのスタイルは見事にハマッている。蛇石マリナちゃんのヴァージョンと甲乙つけがたい。シンガーのチョイスに関して隊長はちゃんと考えとるね。
６曲目でやっとNicoちゃん登場。前作路線のドラマティックな佳曲。彼女の声もありこの曲が最もFATE GEARらしい。
７曲目はバラード曲。VOはNicoちゃん。前作の鍵盤奏者、Kurumi嬢の曲。Nicoちゃんの絶唱に心奪われるなぁ。
８曲目でまたデス屋曲、Fenixx。隊長信者には悪いが、これを聴いた後にあの５人のヴァージョンを聴きたくなってしまう。大山まきさんの歌にはマッチしてるが、あの5人のヴァージョンが1番だなぁ。
ラストはタイトル曲のヴォーカル違いヴァージョン。VOは仙台のライヴで歌っていた、Manami嬢と３曲目の荊嬢。ちなみにHMVの初回限定特典はタイトル曲のNicoちゃんヴァージョンCD-Rだった。アルバムは全体的に良いのだけど、全曲書き下ろしの新曲が聴きたかったのが正直な感想。次作は全曲書き下ろしでいってほしいが、次は全曲デス屋曲のアルバム出しそうで怖いし、隊長はデス屋再編も企んでいそうな気もして怖い…
"FATE GEAR / 7 years ago -refrain- Music Video" を YouTube で見るPVはタイトル曲のManami嬢＆荊嬢のヴァージョン。大山まきさんは都合つかなかったのかな？
