BACK STREET TRUKKER

音楽が一番のセラピー

The Stooges/LIVE AT GOOSE LAKE AUGUST8th,1970

2020-08-21 21:34:00 | 音楽
ライヴアルバム数あれど、名盤と呼ばれるアルバムは大体多少の修正が入っていたりする。なので個人的には修正の入っていないブートレッグ的なブツや長い間某所で埋もれていた発掘音源に魅力を感じたりする。今回入手した、The Stoogesのライヴアルバムもそんな音源。
ちなみに紙ジャケ仕様。





1970年8月8日、アメリカ、ミシガン州で行われた、野外フェス。グースレイクフェスティバルの模様を収録した超貴重なライヴ音源。
3rdアルバ「ムRAWPOWER」と双璧を成す2nd「FUN HOUSE」発表後のステージ。イギー・ポップ(VO)、ロン・アシュトン(G)、スコット・アシュトン(DS)、デイヴ・アレキサンダー(B)、スティーヴン・マッケイ(SAX)の5人による演奏。
デイヴ・アレキサンダー最後のステージ。
1stからの曲は無し「FUN HOUSE」から全曲演奏。デイヴはこの日のステージで泥酔状態(解雇の原因)だったそうだが、後半に調子を上げて後半(アナログB面)3曲ではスコットと強力なグルーヴをカマしてくる!
イギーもドラッグでラリッていたのか?アタマ2曲で歌詞を間違えてるし、マトモだったのはバンド内で唯一ドラッグに手を出さなかった、ロン・アシュトンとスティーヴン・マッケイだろうか?
ドラッグやアルコールでボロボロでも、曲が進むにつれ徐々にバンドのテンションが上がる様が素晴らしい!名曲「1970」で曲が強制終了(この曲でのロンのストラトサウンドのギラギラ感がカッコ良すぎるだけに残念…スティーヴンも不本意だったろう)になったり、「FUN HOUSE」テープの関係で途切れているが、ロンのギターと共にスティーヴンのサックスのカッコ良さも再確認!本作のマスターテープはとある農家の地下室に長年眠っていたそうだが、こんな音源が突然リリースされるから音楽ファンはやめられない!



コメント
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