BACK STREET TRUKKER

音楽が一番のセラピー

DISMEMBER/Like An Ever Frowing Stream(グロ注意!)

2020-10-16 22:56:00 | 音楽
ENTOMBEDを紹介したので、同郷のマブダチバンドというか二卵性双生児的なこのバンドも紹介。
メンバーはマッティ・カルキ(VO)、フレッド・エストビィ(DS)、ロバート・セネバック(G)、デヴィッド・ブロムクヴィスト(G)、リチャード・カベザ(B、1stリリース時のクレジットではデーモン)。
80年代後半から活動していたが解散。
エストビィ、ブロムクヴィストはマイケル・アモット兄さん率いるCARNAGEに参加。アルバム「Dark Recollections」を90年にリリース後解散。VOのカルキと共にDISMEMBERを再結成。
ENTOMBEDよりちょっと遅れての91年のデビューアルバムである本作をリリース。
ダウンチューニング&HM-2のツマミ全開のギターサウンドはENTOMBEDソックリだが、ツインリードのENTOMBEDと違いこちらはリードのブロムクヴィスト、リズムのセネバックの分業制。根っ子がハードコアパンクなENTOMBEDよりオールドスクールなHM色が強いように思う。
個人的にスウェディッシュデスメタルの名盤中の名盤であるけど、ブロムクヴィストがギターソロを弾かせてもらえず、1曲を除き殆どのソロをENTOMBEDのニッケ・アンダーソンが弾いている。HELLACOPTERSではパンキッシュで時折エース・フレーリーチックなソロを聴かせるニッケがココではメタルメタルなソロを弾いているのが興味深い。
ソロを弾かせてもらえず不本意なブロムクヴィストだったが本作のオープニングを飾る、プロトメロディックデスメタル的名曲「Override Of The Overture」で短いながらも印象的なメロディのソロを弾き意地を見せている。
最初の所で同郷のマブダチバンドと紹介したのだけど、ブロムクヴィストはENTOMBEDのデモテープでベース弾いてサポートしたり、ニッケはDISMEMBERのロゴのデザインをしたりとお互い協力しあっていた。バズソウトーンもこの二つのバンドとCARNAGEがいなければ出てこなかったかもしれない。







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