BACK STREET TRUKKER

音楽が一番のセラピー

GASTUNK VINTAGE SPRIT,THE FACT TOUR2022仙台MACANA

2022-03-14 23:06:00 | 音楽



12日はMACANAへ。
待ちに待ったGASTUNKのライヴである。
自分が初めて体験したロックバンドのライヴが1986年の夏に観たGASTUNKである。当時は中三、あの時パンクスにビビりまくっていた少年だったオイラもすっかりオッサンになり、たぶん、ココに来ていると思われる。あの日、今は亡きフォーラスモーニングムーンスタジオにいたであろうイキリまくっていたパンクス達もすっかり歳を食ってしまったが、当時と気持ちは変わらないと思う。
MACANAに集まった客の大半はそんな方々だと思うが、後追いでGASTUNKを知ったであろう若者(と言っても三十代だと思う)もいたのが少し嬉しかった。
ライヴ本編は1stオープニング曲『黙示録』をSEにメンバー登場。
バンド最年少のドラマーKEI、86年に観た時はパンク版ジーンシモンズな印象だったが現在はどう見てもレゲエの人になってしまったBABY(B)、歳は食ってもCOOLなロッカーなTATSU(G)、スキンヘッドになってしまったが、あの時と同じ白塗りメイクで現れたBAKI(VO)。
新作1曲目の『BLACK FOREST』でスタート!2曲目の『EIGHTEEN』で目頭が熱くなる。そのEIGHTEENの歌詞にある『胸に刺さったアイツの歌を』とあるが、この時フロアにいる客にBAKIの歌が胸に刺さっていると思う。
新作から6曲ほど(うろ覚え)演ったところで
BAKIがゴールドトップのレスポールシェイプ(おギブではないが)を持ち、個人的に嬉しい初期シングル曲『Vanishing signs』が披露され、TATSUとBAKIによるギターバトルが観られた。

その後は『Moon Child』〜『Wild Times』他初期曲が続く。新作曲多めのセトリではあるが、やはりオイラを含めたオールドファンは初期曲を演られると嬉しい!
新作でBAKIのヴォーカルスタイルが変わったなぁと思ったが、旧曲ではあの時のBAKIの歌い回しのままだったので安心。
この日ステージにあったTATSUのギターは3本。KillerのVシェイプが2本。メインのナチュラルフィニッシュ、サブのホワイト。黒のビグスビートレモロ付レスポールスペシャル。
BABYのベースは2本。メーカーは不明。メインの6弦とプレベシェイプの5弦を使い分けていた。80年代はピック弾きだった筈のBABY、現在は指弾きに変わってて驚き!しかし指弾きでも音が太い!
旧曲続いた後は再び新作から『 Seventh Hevens Door』ここでTATSUのギターがレスポールスペシャルにチェンジ。ソリッドなスライドプレイからのBAKIのブルースハープに痺れる!
 Seventh〜Bloody War Zoneでアドレナリン大噴火!声出しはご遠慮下さいのお達しだったが思わず声が出てしまう。
本編ラストはデビューシングルからの『Devil〜 Sex』そして名曲『Geronimo』で更にアドレナリン大噴火!
アンコール一曲目は1stタイトル曲『DEAD SONG』TATSUのソロに胸を締めつけられる。GASTUNK全曲のギターソロに言える事だけど、TATSUのギターはテクニカルなソロでもギターが歌ってる。
二曲目は更に嬉しい85年の2ndシングル曲『Mr.Gazim』が80年代の殺伐とした感じと違う奇妙なグルーヴ(レゲエを演ってるBABYの影響かも?)で演奏され、アンコールラストは86年の初生GASTUNKの時と同じ1stからの『Warbird』で涙が出そうになる。
86年の時のBAKIは客に曲向かって『バカヤロ!コノヤロ!』と吐き捨ててステージを去っていったが、この日のBAKIはとてもフレンドリー。とにかくこんな状況の中来てくれてありがとう!50のオッサンが15の頃に戻った時間だった!








コメント (2)
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