ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

エエッ、火野正平さんが亡くなったって?

2024年11月21日 | 日記

 昨日の夕方、主人から…火野正平が死んだってよ!と。

 エッ、ほんとに?腰痛の治療中じゃなかったの?と信じられませんでした。とにかくビックリしました。だって我家は毎朝、NHKBSで7時15分から朝ドラの再放送、今は尾野真千子さん主演の国際的デザイナー・コシノ三姉妹を育てたお母さんがモデルのドラマ〝カーネーション〟ですが、それが済んで今の朝ドラ〝おむすび〟を観ます。その後7時45分からはあれば必ず火野正平さんの〝こころ旅〟を観ていたんです。それが終ってから朝の体操へ出掛けると…、そういうのが長年我家の日課でした。

 このところ正平さんの体調が良くなくてピンチヒッターの方々が交互にいろいろな地域を巡っての〝こころ旅〟が放送されていましたが、やはり長年見慣れていた正平さんの旅がいいので、一日も早く復帰されるのを心待ちにしていたんですよ。それがまさか亡くなられるなんて全く考えたこともありませんでしたのでショックでした。

 嘗て山口県への旅では、宇部市にも来られて、子どもたちが卒業した中学校を訪問してくれたんです。この自転車で全国を巡り、それぞれの想い出の場所を訪ねて書かれた手紙を読むという、まさに〝こころの旅〟。それを14年近くも続けてこられて、全国津々浦々の人々との交流は観ている私も一緒に旅をしているようで…、だから欠かさず観ていましたもの。ご本人も秋には復帰するつもりで頑張って養生しておられたとか。9月に骨折したのがよくなかったのでしょうか。本当に残念です。きっと正平さん自身が一番悔しい思いをされたのではないかと、そう思うとやりきれない気持ちです。心から哀悼の意を捧げたいと思います。正平さん、どうぞ安らかにお眠り下さい…合掌

 するとその夜FAXが入り、見ると今度は馬酔木同人のOさんの訃報でした。私が新人の頃から親しくして頂いた方なんですよ。この前は詩人の谷川俊太郎さん、昨日は元横綱の北の富士さんもと、このところ次から次と知ってる方々が亡くなって気が塞ぐことだらけで、本当に気分が沈んでしまいます。

 思い返せば今年は年頭からいろいろな人との別れがありました。最近でも私の回りでは、亡くなるんじゃないんですが、長年慣れ親しんでいた人たちが次々と去っていくんですよね。先日は20年近くもパーマやカットをして貰っていた美容師のNさんとMさんが同時に今月で辞められると言うし、フォーユーでもいろいろとお世話になったKさんとSさんがこれも今月で辞められるんです。それぞれ事情があって仕方のないことなんでしょうけど。でも、長く付き合って気心の分っている人たちともう会えないのかと思うのは淋しいものです。〝出会い〟があれば〝別れ〟があるのは当り前。それは分ってはいますけど、やっぱり辛いですよね。たとえ新しい出会いがあったとしても、歳を取ると新しい人間関係を築くのはとても疲れます。それより現状を維持して今までの縁を大事にする方が気持ちもいいし楽ですからね。歳を取るほどに別れが多くなるのは当然のことでしょう。そのうち私の方から〝さよなら〟と言わなくてはいけない日が間近に迫っているかも知れませんもの。この先がどうなるかということなんて、こればかりは誰にも予想はできませんからね。

 今日は時間があるので、真面目に俳句のブログを書こうと思っていましたのに…、こんな暗い事を書いてしまって…ゴメンナサイ!

 天気も朝はどんよりとして寒そうでしたが、今は日が照りだしてとっても気持ちよさそう!そうですよ、照る日もあれば翳る日も雨の日だって。だから〝人生楽ありゃ苦もあるさ…〟のあの精神で乗り越えて行かなくては…。今度は明るい話を書きますから待っていて下さいね。では、今日はここまで…

 写真は、まだ生き生きと咲いている〝琉球朝顔〟と、今を真盛りの〝石蕗の花〟です。琉球朝顔は秋の季語で、その花言葉には「愛情の絆」「明日もさわやかに」など。また石蕗の花は初冬の季語で、花言葉には「愛よ甦れ」や「困難に負けない」などがありますから、また元気を出してガンバロウと思いますので、よろしく!

 

コメント
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