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東洋学術出版社 黄帝内経素問 五蔵生成篇 第十 (第五節)

2011-04-04 09:36:35 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 五蔵生成篇 第十 第五節

 

東洋学術出版社 素問 五蔵生成篇

 

 夫脈之小大滑濇浮沈、可以指別。五蔵之象、可以類推。五蔵相音、可以意識。五色微診、可以目察。能合脈色、可以万全。

 

赤、脈之至也喘而堅、診曰有積気在中。時害於食、名曰心痹。得之外疾。思慮而心虚。故邪従之。白、脈之至也喘而浮、上虚下実、驚。有積気在胸中。喘而虚。名曰肺痹。寒熱。得之酔而使内也。青、脈之至也長而左右弾、有積気在心下、支胠。名曰肝痹。得之寒湿。与疝同法、腰痛、足清、頭痛。黄、脈之至也大而虚。有積気在腹中、有厥気。名曰厥疝。女子同法。得之疾使四支、汗出当風。黒、脈之至也上堅而大、有積気在小腹与陰。名曰腎痹。得之沐浴清水而臥。

 

読み

夫れ脈の小・大・滑・濇(しょく)・浮・沈は、指を以て別かつべし。五蔵の象、類を以て推()すべし。五蔵の相音、意を以て識()るべし。五色の微診、目を以て察すべし。能く脈・色を合すれば、以て万全たるべし。

赤にして、脈の至るや喘にして堅なるは、診して積気の中に在るありと曰う。時に食を害す。名づけて心痹と曰う。これを外疾に得。思慮して心 虚す。故に邪これに従う。白にして、脈の至るや喘にして浮なるは、上 虚し下 実し、驚す。積気の胸中に在るあり。喘して虚す。名づけて肺痹、寒熱と曰う。これを酔いて内を使うに得るなり。青にして、脈の至るや長にして左右弾(はず)むは、積気の心下に在るありありて、支胠す。名づけて肝痺と曰う。これを寒湿に得。疝と法を同じくし、腰痛み、足清()え、頭痛む。黄にして、脈の至るや大にして虚なるは、積気の腹中に在るありて、厥気あり。名づけて厥疝と曰う。女子 法を同じうす。これを疾()く四支を使い汗出でて風に当たるに得。黒にして、脈の至るや上 堅にして大なるは、積気の小腹と陰とに在るあり。名づけて腎痹と曰う。之を清水に沐浴して臥すに得。

 

凡相五色之奇脈、面黄目青、面黄目赤、面黄目白、面黄目黒者、皆不死也。面青目赤、面赤目白、面青目黒、面黒目白、面赤目青、皆死也。

 

読み

凡そ五色の奇脈を相()るに、面黄にして目青く、面黄にして目赤く、面黄にして目白く、面黄にして目黒き者は、皆死せざるなり。面青にして目赤く、面赤にして目白く、面青にして目黒く、面黒にして目白く、面赤にして目青きは、皆死するなり。

 

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