昌栄薬品の宮原 規美雄です
慢性腎炎・ネフローゼ症候群-9
・・・慢性腎炎・ネフローゼ症候群の中医学的解説・・・
弁証論治
6.
肝臓と腎臓の病変により体温の平衡を保つため栄養に富んだ体液が不足し内熱を生じたもの。
症状はめまい、腰のだるさ、咽の乾き、両手足胸の煩熱、動悸、不眠、筋肉のぴくつき、血尿、頭脹(頭部が張って重く、不快感のある病証)、はっきり物が見えない、耳鳴り、遺精。小児の反復発作例に多いようです。
肝臓の不調は腎臓に、腎臓の不調は肝臓に影響をおよぼすことがあります。
症候:腎臓の固摂機能(こせつきのう)・血や体内の正常な水液、または人体内のいっさいの体液などが体外に漏れ出ないようする・ことが出来なくなることによって、蛋白や血液の漏出が続くようになります。
治法:肝と腎を補い滋潤します。
【効能・効果】体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下
地黄 ・じおう。 甘寒の血剤
山茱萸・さんしゅゆ。酸平の水剤
山薬 ・さんやく。 甘温の脾胃剤
沢瀉 ・たくしゃ。 甘寒の水剤
茯苓 ・ぶくりょう。甘平の水剤
牡丹皮・ぼたんぴ。 辛寒の血剤
枸杞子・くこし。 苦微寒の水剤
菊花 ・きくか。 苦平の血剤
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気剤 |
血剤 |
水剤 |
脾胃剤 |
温剤 |
寒剤 |
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証の数 |
0 |
4 |
3 |
1 |
1 |
-5 |
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百分率 |
0.0% |
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50.0% |
37.5% |
12.5% |
12.5% |
62.5% |
血剤といって血液の炎症と取り除く、増血、古血を取り去る作用の生薬が50%
水剤が37.5%
脾胃剤が12.5%
温剤が12.5%
寒剤が62.5%となっています。
寒剤が多く冷やす作用が強いのではと思われるでしょうが、冷やすというより熱があれば冷ますという作用のある寒剤です。
また、腎臓に働く生薬は配合されておらず、組み合わせにより腎臓に作用するようになるという不思議な作用があるのです。
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分包品1包1g入り60包3,500 円
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