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手足の痺れ-⑩・方剤解説・麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう・金匱要略という書物に記載)

2016-03-12 13:52:58 | 日記

昌栄薬品です

手足の痺れ-⑩

・・・方剤解説・・・

4.麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう・金匱要略という書物に記載されています)

 

【組成】

よく苡仁・ヨクイニン (甘・微寒)

麻 黄 (苦・温)

杏 仁 (甘・温)

甘 草 (甘・平)

【効能】

体力中等度なものの次の諸症:関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ、手足のあれ(手足の湿疹・皮膚炎)

【目標】

頭痛、頭重、微熱、しびれ痛み、だるさ、運動障害などや軽度の浮腫がみられるもの。

【解説】

麻黄・ヨクイニンはしびれ痛みを改善し、甘草は、鎮痛によりこれを補助します。

麻黄は、表在血管を拡張して血行を促進します。

甘草は、諸薬を調和し、胃腸を保護し、ヨクイニンも消化吸収を促進します。

ヨクイニンは、消炎に働き炎症をしずめます。

麻杏薏甘湯は発汗力がありませんので、温服して微汗をかかせ、しびれを治療します。

効き目はシャープですが、慢性化した方は、療方昇陽や麻黄附子細辛湯などを合方しないとうまくいかないかもしれません。

 

日中医薬研究会会員作製レーダーグラフのデータより

 

 

気剤

血剤 

水剤

脾胃剤

温剤

寒剤

証の数

0

0

3

1

1

-0.5

百分率

0.0%

 

0.0%

75.0%

25.0%

28.6%

14.3%

                 

 水剤といって水毒・水滞を取り除く生薬が75%

脾胃剤が25%

温剤が28.6% 寒剤が14.3%

となっており、温める作用を増したいので温めた湯に溶かし服用します。

 

【このような人に】

・ 最近、しびれを感じている方

・ 朝より、午後の方に症状が重い方。

・ 発症してから、それほど日にちが経っていない方

 

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税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円