昌栄薬品です
女性美と「立てば芍薬、坐れば牡丹」
女性の美しさを「立てば芍薬、坐れば牡丹」とたとえていますが、漢方ではこの諺を「腹が立ったら芍薬を飲みなさい。
尻が重くて坐ったら最後、腰があがらない女性は牡丹を飲みなさい。
そうすれば健康で美しくなれる」というたとえとしているのです。
「立てば芍薬」とは、腹筋がつっぱり腹のおへそが立っている状態、胃腸管が水滞を起こしているということです。
「坐れば牡丹」は、下腹部にある子宮にうっ血(漢方では瘀血・おけつ)があり、生理が不順になって、いったん腰をかけたら立つのがめんどうくさくなり、亭主だろうが親だろうが子供だろうが〝立っているのは親でも使え〟ということになります。
これではいくら美人でもかないません。牡丹を飲むというのは、牡丹は血液循環を正常化し、うっ血をとって停滞を除くからです。
こういう薬を血剤というのですが、そんな方法論と考え方をもっているのが漢方の強みです。
普通、男性は頭に血が上り、女性は下腹部に血液が集まっています。
正常に血液循環している場合はいいのですが、出るべき血が出ないために、たまってうっ血するのは、循環しない血液があること。
さらにこのうっ血を吸収して体外に出す血剤には温性の血剤と寒性の血剤があります。
貧血している場合は、増血作用と血のめぐりをよくする、そういう薬を温性血剤といいます。
温性の血剤の代表的な漢薬に「当帰」というのがあります。
まさに帰るという意味の薬で、当帰の上に夫という字をつけ加え「夫当(マサニ)帰ルベシ」とすると、この薬の意味がよく理解できます。
―むかし中国のある村に夫婦が住んでいました。
しかし妻が婦人病になって、すっかりおもしろくなくなった夫は、ある日こっそり妻を残して逃げ出しました。
いまでいう蒸発です。
悲しんだ妻は、人づてに山に生えている薬草を煎じて飲めば、夫が帰っていくると聞きました。
そこで山に入り、その薬草を探し出して、煎じて飲んだところ、病が治ったばかりか、以前より若く美しくなりました。
蒸発した夫は人づてに「おまえのところの奥さんはきれいになり、元気になったぞ」と聞いて、妻のいる村にいそいそと帰ってきたといいます。
妻は夫が帰ってきたのは、山から採ってきた名も知らない薬草のおかげと、夫がまさに帰る薬草を「当帰」と名づけたというわけです。
江戸時代にこの薬草が日本に紹介されて、植物名もトウキと呼んで栽培されています。
女性が健康になり美しくなれば、蒸発した夫が帰ってくる。当帰はまさに現代の亭主蒸発時代の蒸発防止薬かもしれません。
貧血が去り血行障害を正常化して、女房がきれいになれば、亭主も蒸発できないのではないでしょうか。
補血強壮の温性の血剤では、「川芎・せんきゅう・芎はくさかんむりに弓」も「当帰」と並ぶ横綱格の薬です。
婦人病=血の道症には、貧血型の冷えが多いといわれ、両横綱は大いに利用されています。
寒性の血剤もあります。
心臓循環系の亢進―オーバーヒートがあったり、いわゆる熱があって冷やさなければならないときに適応する血剤です。
打撲傷や内出血や外出血、子宮内膜炎になったり腟炎を起したり、あるいはこしけが出たり、便秘をしている人にも効く薬です。
この場合は血液も体液だから温かくしなければ、出るべきものも出てくれません。
そんな時にけがをしたり盲腸などにかかると、下腹部にしこりができます。
血液のたまりがあると腰が重くなり、父ちゃんをアゴで使う「坐れば牡丹」という状態になってきます。
坐ったら牡丹を飲みなさいという「牡丹」や「桃仁」は、熱性のうっ血をとる寒性の血剤の代表薬なのです。
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