昌栄薬品
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)等の柴胡剤(柴胡を主薬とする処方)・さいこざいには必ず黄芩がふくまれています。
柴胡桂枝乾姜湯:柴胡(苦平);桂皮(辛温);栝楼根(苦寒);黄芩(苦寒);牡蛎(鹹平);乾姜(辛熱);甘草(甘平)
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気剤
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血剤
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水剤
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脾胃剤
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温剤
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寒剤
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証の数
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3
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3
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0
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1
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6.5
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-5
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百分率
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42.9%
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42.9%
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0.0%
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14.3%
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52.0%
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40.0%
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温剤(温める作用のある薬剤)が6.5で52%
寒剤(冷やす作用のある薬剤)が-5で40%
で温める作用のある処方ということがわかります。
熱があれば柴胡・黄芩・栝楼根で冷まし、冷えがあれば桂枝・乾姜で温めます。
柴胡の薬性は苦平、味は苦く、温めもしなければ冷やしもしない、しかし日中医薬研究会では苦みは寒熱度で言うと-0.5としておりやや冷やす性質を持っています。
柴胡
神農本経
味苦平。主心腹、去腸胃中結氣、飲食積聚、寒熱邪氣、推陳致新。久服輕身、明目、益精。
名医別録
微寒、無毒。主除傷寒、心下煩熱、諸痰熱結實、胸中邪逆、五藏間遊氣、大腸停積水脹、及濕痺拘攣、亦可作浴湯。
柴胡自体は強い炎症をとる力はないので、柴胡剤には必ず苦寒の黄芩が配合されています。
柴胡が現在日本で使われている状況を見ると、本経、別録の病症よりも肝炎や肝硬変といった、もっと深刻な状態で使われています。
最近の医薬品情報によると、小柴胡湯が日本における医薬品の売上げの十位内に入っています。
これは薬味薬性や寒熱がまったく考慮されずに貴重な資源が浪費されている事実を表していますし、小柴胡湯証よりも水滞の多い人や、より血証の多い人にみだりに投与すれば、副作用が出てくるのは当たり前のことです。(渡辺武著平成薬証論より)
p16薬の専門家でない医師が薬を販売投与している恐ろしい時代
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