冠心逐瘀丹・のもととなった処方は、冠心II号です。冠心II号は、中国中医研究院が開発した活血化瘀剤です。冠心II号は狭心症、心筋梗塞など治療薬という意味が込められています
クラシエ冠心逐瘀丹・かんしんちくおたん・エキス顆粒 優れた活血力!丹参のチカラ
七十二候通信 次候5/26~ 紅花栄 べにばなさく (紅花が咲きほこるころ)
川芎(せんきゅう・芎はくさかんむりに弓)
出典は「湯液本草」。(渡辺武著平成薬証論では「神農本草経」「名医別録」)。
別名は芎窮、撫芎。セリ科植物 Ligusticum chuanxiong Hort の根茎である。
四川に主産する。
性味は辛、温。肝・胆・心包経に入る。
効能は活血行気、散風止痛。
臨床応用は
①月経不順、産後瘀滞腹痛、通経、閉経、胸脇脹痛、冠動脈性心臓病狭心症を治す。
②感冒風寒、偏正頭痛、風寒痹痛、癰疽瘡瘍、打撲傷を治す水煎服3~9g。
本品は精油、アルカロイド(すでに tetramethylpyrazine,gambirne などを分離した)、butyl phthalide,sedaonic acid lactone,ferulic acid,phenylacetic acid methacrylate などを含有する。
煎剤と精油は動物の中枢神経に対して鎮静作用があり、水浸出液とエチルアルコール浸出液は麻酔動物に対して血圧降下作用がある。
tetramethylpyrazineも血圧を降下し、冠状動脈の血流量を増加し、冠状動脈の抵抗を低下し、血栓形成と血小板の凝聚を抑制することができ、すでに形成された凝固塊に対して溶解作用がある。
アルカロイドは急性心筋虚血と酸素不足に対抗する作用があり、酸素不足にたいする耐性を高めることができる。
エキス剤はウサギの子宮にたいして収縮作用があり、小腸にたいして抑制作用がある。ferulic acid と cnidium lactone は平滑筋にたいして鎮痙作用がある。
湯液本草=元の王好古(おうこうこ)の著書、全3巻、1246年頃の成
神農本草経=112年。現存する中国最古の薬物学書、著者未詳、全3巻もしくは4巻
行気=利気法の1つで、気滞証を示す場合に気滞をめぐらせて散ずる方法、化気、通気、破気、利気ともいう
通経=月経不通を通じさせる方法
風寒=風邪(有熱性炎衝性病変)と寒邪(麻痺性萎縮性病変)とが結合した病邪のこと
効能
中年以降又は高血圧の傾向のあるものの次の諸症:
頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸
90包 12,960円
血流改善
血液の流れが滞ると
動悸、頭重、肩こり、頭痛、めまい
などが自覚症状として表れます。
高血圧、心疾患、肝臓疾患、糖尿病
血液の老化が原因で起こる生活習慣病について、当店にてご相談承ります。