近畿医薬品 養心 きんきいやくひん ようしん
強心薬
心臓はひとときも休まずに働いて、私たちの身体の隅々にまで血液を循環させています。
この大切な心臓の働きが弱ったり、何らかの故障ができて血液循環がスムーズにいかなくなると、細胞は酸素や栄養不足に陥って、身体のあちこちにいろいろな障害がおきてきます。
階段の上り下りが苦しい、ちょっとした運動でもすぐにどうきや息切れがする、急に立ち上がった時、一瞬クラクラッとするなどは、心臓の病気の初期によくみられます。
だからこんな症状を自覚したら、できるだけ早く適切な診断と手当をされることが大切です。
今日のような合成化学薬品の無かった昔では、お薬といえばすべて天然自然の産物が使われていました。
そして私達の祖先は、古くからこんな病気には動物からとったお薬(動物性生薬)が良いことを経験的に知っていました。
ジャコウ、ゴオウ、センソ、牛胆、羚羊角というのがそれで、センソとゴオウは世界最古(約2,000年前)の医薬の書といわれている中国の神農本草経に収載されていますので、随分昔から使われていたことがわかります。
「近畿養心」は、これを伝承し、現代人にも活用して頂くためにつくられたもので、上記の動物性生薬を主にして、サフランや人参の植物性生薬をバランス良く配剤した生薬強心剤です。
第2類医薬品
近畿 養心
【効能・効果】
どうき、息ぎれ、気付け
成分分量 本品1日量(2粒)中
ジャコウ 1mg
ゴオウ 2,5mg
センソ 3,5mg
サフラン 1,2mg
牛胆 1,2mg
羚羊角末 1,2mg
人参末 2mg
金箔 0,24mg
100粒入 6,300円
製造元は値段を上げたいようです。
日本製