昌栄薬品の宮原 規美雄です
一昨日
首筋から右肩にかけて凝るというお客様 葛根湯は風邪だけでなく、肩こり、筋肉痛にも処方されます
の記事の中で、松浦当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)をお酒で飲む、と記載しました。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯は
当帰(とうき);桂皮(けいひ・ニッキ);芍薬(しゃくやく・花のしゃくやく);木通(もくつう・アケビの木部を輪切りにしたもの);細辛(さいしん・うすばさいしんの根);甘草(かんぞう):大棗(たいそう・ナツメの実);呉茱萸(ごしゅゆ・ミカン科ゴシュユの未成熟の果実);生姜(しょうきょう・しょうが)からなる漢方の古典といわれる中国の医書『傷寒論[ショウカンロン]』に収載されている薬方です。
古くより内部からの冷えの症状に用いられています
当帰四逆湯は普通に水で煎じるのですが、この処方に呉茱萸と生姜を加えたものが当帰四逆加呉茱萸生姜湯です。
寿限無みたいになってしまいますが、当帰四逆加呉茱萸生姜湯は水6升、清酒6升を和して煮て5升を取り、滓を去って、温めて五回に分け服用する、と記されています。
1升は40ccとしていますので、240㏄の水と240㏄の酒を和して煎じるとなっています。
酒が飲めない人は白湯で服用してもよいのですが、現在顆粒状になっている松浦の当帰四逆加呉茱萸生姜湯は酒を用いて製造していないので、服用するときに日本酒またはブドウ酒を10ccぐらいとともに服用するとよいでしょう。
【効能・効果】
体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢又は下腹部が痛くなり易いものの次の諸症:冷え性、しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛、下痢、月経痛
【応用】として
凍瘡(しもやけ)・脱疽・レイノー病・皮膚病・水虫・瘭疽(ひょうそ)等でチアノーゼを呈するもの、諸神経痛・腰痛・坐骨神経痛・いわゆる疝気(疝の1つでヘルニアに類する病証)としょうする腸疝痛・ヘルニアの痛み・蛔虫証・慢性虫垂炎・婦人骨盤腹膜炎・下腹部や腰脚の痛み・手足が冷えて水に手をいれられぬもの・頭痛で頭が冷えるものなどに広く応用される。医学博士矢数道明著漢方処方解説より
服用方法は一日三回、食前または食間の空腹時に熱い湯に、酒を入れ当帰四逆加呉茱萸生姜湯を1包を溶かし服用します。
冬の定番なのですが、夏のクーラー病にも用いられます。
毛糸のパンツを穿きたい貴女、ラクダの股引・毛糸のパンツを穿くよりも松浦の当帰四逆加呉茱萸生姜湯をどうぞ。
古いですね、「ヒートテック®」がありますね。
外から温めるよりも内から温め、美しい貴女でいてください。
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税込価格
250g 8,640円
500g 16,200円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円