昌栄薬品です
以前、衛気営血弁証について記載しました
武漢ウイルスのような症状
衛分証は初期
気分証は色々な症状が発現しますが 高熱で便秘の場合
高熱便秘・・気分熱盛(高熱・悪寒・口渇・多飲・発汗など、舌質紅・乾燥、舌苔乾黄
治法:清熱生津 処方:白虎加人参湯)の症状にプラス、午後高熱・腹部膨満・腹痛・便秘など、甚だしければ意識障害・うわごと、舌質紅・乾燥、舌苔乾黄厚
治法:清熱瀉下 処方:調胃承気湯
清熱=寒涼性の薬物を用いて熱性病を治療する方法
瀉下=排便・排尿を促進する治療法
新東洋医学辞書
傷寒論 太陽病上 第五
第三十條 29 二九
傷寒脈浮、自汗出、小便數、心煩、微惡寒、脚攣急、反與桂枝湯、欲攻其表、此誤也。得之便厥、咽中乾、煩躁吐逆者、作甘艸乾薑湯與之、以復其陽。若厥愈足温者、更作芍藥甘艸湯與之、其脚即伸。若胃氣不和讝語者、少與調胃承氣湯。若重發汗、復加燒鍼者、四逆湯主之。
解 傷寒脈浮自汗出で小便數く心煩、微惡寒、脚攣急するに反って桂枝湯を與へて其の表を攻めんと欲するは此れ誤りなり、之を得て便ち厥し咽中乾き煩躁吐逆する者には甘艸乾薑湯を作り之を與へて以て其の陽を復す、若し厥愈え足温たかなる者には更らに芍藥甘艸湯を作り之を與ふれば其の脚即ち伸ぶ、
若し胃氣和せず讝語(譫語・せんご)する者は少しく調胃承氣湯を與ふ、
若し重ねて汗を發し復た燒鍼を加へたる者は四逆湯之を主どる。
○若胃氣不和讝語者、少與調胃承氣湯 若しも胃氣が和せないで讝語をする場合には少しづゝ調胃承氣湯を與へてやる、若の字は桂枝湯を服して汗を出した後で若しもと云こと、胃氣不和は胃の氣がととのはない、胃氣とは陽氣を行らすはたらきをいふ、少與は少量を與へる。 荒木性次著方術説話
胃腸機能の失調によって便秘して、うわ言をいうようになれば、これは陽明裏実の証であるが、おおいに下すべき証にはなっていないので、調胃承気湯をすこしばかり与えて、胃腸の機能を調整してやれば、便通があってよくなる。大塚敬節著臨床応用傷寒論解説
胃気=脾胃の生理的機能あるいは胃腸を主とする消化吸収機能
胃気不和=いきわせず。胃不和ともいう。胃の水穀(体内に摂り入れられる飲食摂取物の総称)を受納し腐熟(ふじゅく・飲食物を消化する胃の働き)する機能の失調した病変をいう。多くは胃陰(いいん・胃中の津液のこと)の不足、邪熱が胃を犯したため、胃脘部の食滞が胃気に影響を及ぼしておこる。主な症状は厭食・食後痞脹・悪心・安らかに眠れない・大便失調などである。<傷寒論>「もし胃気和せず譫語する者は、少しく調胃承気湯を与う。」
胃脘部=胃の内腔は胃脘、胃腔の中部は中脘、胃の上口は上脘、胃の下口は下脘という。
漢方用語大辞典
胃=胃の上部は上脘といい、噴門が含まれる。胃の中部は中脘といい、胃の本体である。胃の下部は下脘とといい、幽門を含む。中医基本用語辞典
譫語=譫語・精神が混濁し、うわごとやわけのわからないことを口ばしる病証。新東洋医学辞書
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