うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

法則

2010-03-13 01:59:36 | 読書
今夜はなぜか目が冴えてしまっているので、この本を引き合いに言いたいことを
勝手に徒然草します…(--;)

さて、タイトルがインパクト。

「繁栄の法則」

自己啓発本みたいなものは、大学卒業して社会人になったばかりの頃は
いろいろ躓いたりで何冊もよんでみたけど(今も躓きっぱなしだけどね…)…
書かれていることが、イチイチ当たり前すぎたり、
確かに…と思っても、当たり前のことを改めて書かれてしまうのが馬鹿らしくなったりで
そういうものに左右されるのもイヤで最近は全く読まなくなりました(^^)

コレは自己啓発本ではないので、↑のたわごとは全く持って蛇足ですが、
ちょっと書いてみたくなっただけ(^^;)

タイトル通り、経営者サイドの方が読むのがベストと思われます。

私もお店がもっと賑わえばいいな~と思うし、
ウチのオーナーも来月からお店のメニュー等を変えたいそうなので
今はオーナーが読んでいます(^ω^)

でもこの本の主張はまったくもって戦略的ではないです。
ワタシがかつていた会社の時は、エライ顧問の方が、
「繁盛店のルール」とか「一流サービスの精神」とか、いろいろ本を買い与えてくれたの
ですが、おもてなしの精神には共感できても、儲ける…ってことにはどうも
ピンときませんでした。

なんか、お金がなくても生活できる世界だったら、奉仕の精神で生きていきたいぐらい。
…ってな話をよくオーナーとしますが、今の日本でそんなわけにもいきません(^^;)

この本はもっとスケールが大きく、「神」の視点でとらえているともいえるような…?
ちょっと私には理解できない部分も多いのですが…。
「大いなる力」的なモノがあり、「生かされている」精神も持たねば。
人間だけが傲慢に繁栄をしてきた結果、地球がもうボロボロ、と壮大なスケールです。

確かに最近の気候や自然現象やそれに伴う災害で、つまりは地球が壊れつつあることを
身にしみて実感し、
先日の鎌倉大銀杏倒木で、老朽化した生命の終焉を思い知らされ…
長い目で見てこれからの未来が不安ですよ…自分はそこまで見届けないけど…。

しかしあまりこの手のモノに共感はしないのですが、↓この一文。

私たちは何か「神聖な気持ち」を持つと心にエネルギーがたまり、勇気が湧いてくるようです。

そうそう、私が古代や中世という時代や、神社仏閣など「信仰の地」に惹かれるのは、
古典回帰によって今の世の中から目を逸らしていると同時に、
「信仰」のエネルギーをもらっているんだろうなぁと思います。
「勇気」は湧いてこないけど(欲してないから)

なんとなくここから派生していろんなコトを考えさせられた一冊でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする