うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

京都3~霊山歴史館

2010-03-22 01:49:11 | 旅行・参拝
お墓参りの後は、向かい側の霊山歴史館で、お勉強(^^)
丁度、「大龍馬展」の第一期開催中です。(5月5日まで)

入口入ってすぐに、龍馬に関わった人達を、映像で紹介しているコーナーがあるのですが…

それぞれ、名前の前に、簡単な紹介文(枕詞的な)がついているんです。
たいてい、残した業績とか、発した名言とか、つまり「良い印象」の言葉なんですが…

なぜ桂小五郎だけ「逃げの小五郎」ただひとこと…orz

まぁ、確かにね、長州の人たちって、表だってイロイロやられてしまっていますが、
小五郎さんはうまーくかわしていますもんね…。

映像解説も豊富だし、展示品も多岐にわたって、興味のある人ならどれも食いつくこと
間違いなしのシロモノばかりです。

映像で面白かったのが、「幕末三大事件」→寺田屋・池田屋・近江屋の証言や記録に忠実な
再現映像と、池田屋の模型をもとに、当日の記録(確か永倉新八)を再現した「池田屋事件」。
じっくりと見てしまいました~~。

池田屋と近江屋の模型も、小さいながら、すっごくよくできていましたよ。
いろんな角度からのぞきこんでお楽しみください♪

…そんな感じでじっくりみていると、いつの間にかかなりの時間が経過しておりました。

そとに出ると、もう薄暗闇…。
八坂の塔を見ながら、再び維新の道を下っていきます。




もういよいよわたしの旅も終りが近づいています…
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京都2~維新の道・護国神社

2010-03-22 01:29:59 | 旅行・参拝
今回の京都は幕末史跡にしぼるわたし…。
黒谷の後は、京都駅行きバスに乗って、東山安井で下車。

高台寺は何度も訪れていますが、霊山は中学校の修学旅行以来はじめて。
しかもあの時はどしゃぶりの雨だったし、たぶん霊山観音しか見ていないと思います。



もう夕方ですが、丁度この時期、東山界隈で花灯篭・夜間拝観をしていて、
霊山護国神社も、霊山歴史館も、時間延長の20時まで参拝・入館可能!
ラッキーです。

護国神社の正面には、大きな坂本龍馬の肖像、中には、大河ドラマの福山さんの
ポスターも貼られていました。



さて、右手にある、霊山官修墳墓にも足を踏み入れてみましょう。

山の斜面には、明治維新に尽くした志士1356名が祀られています。
藩、亡くなった事件(禁門の変・池田屋とか)ごとにまとまって、ズラリと名前の刻まれた柱が並びます。

池田屋一群の手前が、土佐。
坂本龍馬と、中岡慎太郎のお墓が並んで立っています。
その横には、銅像。



二人の目線の先には、京都の街が広がっています。
さすがに龍馬ブームだけあって、お参りに来た方がけっこういます。



一番上の、桂小五郎と幾松のお墓ではだれにも会いませんでしたが…。

もともと霊山は、志士たちの葬送の地だったそうですが、1868年(明治元年)、明治天皇の考案により、明治維新にかかわり、命を落とした志士を祀るために招魂社がたてられたそうです。つまり神道式です。

時代によって形は違えど、新しい時代の前には、戦は避けられないものなんですね。
明治維新は今から150年位しか前のことではないのに、それからいかに急速に時代が
進んだかが本当に思い知らされます。
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