か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

鬼火(おにえ)

2015年12月12日 | あそび

引用開始

「大善寺玉垂宮の鬼夜」は、大晦日の夜から正月7日まで行われる「鬼会(オニエ)」の最終日に行われる行事で、1600年余りの伝統があり、日本三大火祭りの一つに数えられるとともに、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

仁徳天皇56年(368)1月7日、勅命により藤大臣が、当地を荒し人民を苦しめていた賊徒・肥前国水上の桜桃沈輪を、闇夜に松明を照らして探し出し、首を討ち取って焼却したのが始まりだと言われています。

引用終わり <玉垂宮社務所>

7日・・・13:00~16:00 鬼面尊神の神事
     19:00すぎ頃 裸のタイマワシ境内参集~シオイカキ
     21:00すぎ頃 大松明に点火~鉾面神事
     22:00すぎ頃 一番松明惣門くぐり
     23時30分頃 大松明消え祭り行事終了

あまり有名ではないがなかなか勇壮な祭りだ。玉垂宮自体の起こりについては諸説あり文献によって異なる。天武天皇までさかのぼるものもあれば、嵯峨天皇の時代、皇子にこの一帯を治めさせ大きな功徳を施したので地名を大善寺と改めたとあった。

いずれも真実で栄枯盛衰を繰り返したようだ。問題は明治初期に新政府への忠誠を示そうと廃仏毀釈が起こったことである。農民は集団ヒステリーを起こし全国の仏閣を破壊した。

玉垂宮と共存していた寺院も消滅した。その頃から子宝の神という信仰が広まり、

全国で見られるがとくにここでも男根崇拝がはじまった。起源は縄文時代だがきちんと儀式を行いお参りをするのは近世からだ。

なんせ「玉」垂宮だ。人々は子宝を授かることを祈りこの石像のそばに木に彫った実物大の男根を供えた。夜中に気勢を上げるのもいいが僕には合わない。農家には、男子がいないと親の労働のすべてが無駄になる。田畑を誰が継ぐというのか。

人々は涙を流し願いを込めて男根を彫った。

内縁の娘はそれを見ていった。「なあんだ、こんなに大きくなるもんジャン。」

これにも涙が出る。

 

日時 2016年01月07日
開催地 大善寺玉垂宮
所在地 〒830-0073  久留米市大善寺町宮本1463‐1
利用可能時間 1月7日13:00~
※大松明点火は21:00頃~23:30頃
料金 無料
有料の観覧席(2,000円)有り・200席限定(全席自由)
発売は12月1日より・予定数がなくなり次第終了です。
お申し込み・お問い合わせは、大善寺玉垂宮社務所 
TEL:0942-27-1887
駐車場 有400台
アクセス ●西鉄大善寺駅より徒歩約5分
●九州自動車道 久留米ICより車で約30分
●九州自動車道 広川ICより車で約15分

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