(そのまえに、今日、デビ夫人が敗訴した。ブログの顔写真掲載問題に関してだ。ポン介は、だからみだりに人の顔を載せてはいかんだろうと考える。絵にかいた誤答だ。まず話は民事裁判である。さらにブログの運営者が問題になっているか。おまいら文系でちゃんと勉強したのなら「当事者能力」が民法のカギになることは覚えているか。ナポレオン法典に書いてあるぞ。ポン介SNSは最初っから当事者ではない。よく考えたらわかるかもしれないことだ。無理かな。便所虫は便所から出てはいけない。臭いからだ。世の中はポン介ばかりではない。このOCNがあって本当によかった。) 神戸新聞2月17日
ま、間違っても人のブログを消したらいかんということだ。公序良俗に反しない限り、載せられた人と載せた人との問題でみんカラは関係ない。分からんだろうな。
カンデラから。これは光源の明るさを表す単位。光の本質はよく分からないので、すべて18世紀に発想した便宜上のものを修正して使っている。
正確に書こうと思うと、いい気になっていると言われ、分かりやすくと思うと間違いだと言われ、住みにくいな。
分からない光をなんとか把握しようと昔の人はこう考えた。光源から無数に粒が飛び出している。これを明かりがついている状態だと置き換えて考えた。じつはこれは深い。1m離れたところに粒が100個当たったとすると2mのところでは同じ面積に何個当たるだろう。50個ではなくて25個だ。
粒が当たる面積は2mになると4倍になる。粒の数は変わらないので同じ面積では1/4の粒が当たる。
粒が飛び出す方をカンデラ、当たる方をルックスと決めた。(たとえば 5ルックス=125カンデラ/5mの二乗)
明るさは距離に二乗の反比例する。2倍離れると4倍暗くなる。どれか一つ分かりやすいのがあればと願います。
そこで、最近出てきてチカチカ眩しいLED。僕ももう40年ぐらい前から工作に使っているが、クルマにつくと、歯が欠けたように点灯しないのが出てきてみっともない。
メーカーは、使いもしない高回転で高出力を誇って、何にもならんのにアホをだますため不要な馬力競争を仕掛けてきた。それと同様に、陳腐なものを売りつけてバカをだまして金をとろうとするクルマ屋が増えた。
LEDは必ず構造上一方向に強い光を出す。レーザービームは元をただせばLEDだ。ところがカンデラの大きさで言うと電球にはかなわない。だから何個もつけて数でごまかしている。
しかし、電球よりも明るいですよと素人をだますためカビの生えたルーメンという単位に目をつけた。
ここはちょっと数学が出ます。ので、嫌な人は5行ほどスルーしてください。結論は理解できます。
全方向に光の粒が飛ぶとしたとき、光のあたる力をルックスとしたが、LEDは全方向に飛ばないのでこう考えるようにした。
球の半径 r の平方(球の半径を一辺の長さとする正方形)と等しい面積の球面上の部分 a の、中心に対する立体角をステラジアンと定義した。中心には光源がある。ステラジアンという限られた方向にのみ放たれる光を、粒を束ねたようなので光束と呼んだ。
このようにステラジアンというのは角度のことだ。10度、20度という角度。
どうだ。インチキくさいだろ。もともと一方向しか飛ばない弱い光を数字上強く見せるため、光の当たるところだけの照度を測った。単位はルックスに光源からの距離の二乗をかけるとルーメンになる。
サイドから見たら暗いLEDがあるでしょう。よく許可したな。 画像はWiki