日々雑感

豊かな四季の移ろいを記憶にとどめて行きたいと始めたフォトブログです。暫しご笑覧下さい。

長居植物園 くちなしの花が咲いていました

2013年06月25日 | 四季の移ろい 長居植物園


菖蒲園の側の一画にひっそりと「くちなしの花」が咲いていました。
今まで見過ごしていたほどです。

「くちなしの花」と言えば歌謡曲。

渡哲也、昭和48年のことです。もう40年も前のおはなしです。
それでもメロディーと歌詞が浮かぶ、歌の力の凄さを感じます。

開花前の状態です。
これを見ていると、何か芯のしっかりした気丈夫な女性のイメージです。
案外、歌詞の本当の意味は、消息を心配されている女性はしっかり者、
逆に、独りよがりに、くよくよ考えている男性こそ、「女々しいですよ、しっかりしなさい」
とのメッセージかも知れません。

それにしても地味な花です。
そういえば歌謡曲に出てくる花は一般的に地味なものが多い?
調べて見るのも一興です。
また後日結果を掲載します・・・


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頬紅に染まった化粧刷毛のような「ねむの木」の花 と 妄想・源氏物語

2013年06月24日 | 四季の移ろい 長居植物園


大池の側でねむの木(合歓木)が開花していました。

ねむの木は、万葉歌にも詠まれ、その花は、古代より日本人に親しまれてきました。
ねむの木と呼ばれるようになったのは、
葉が夜になると、眠るように自分でゆっくりと閉じることに由来する言われています。

「ねむる」であれば「睡る」か「眠る」と表記されるはずなのに
なぜ「合歓」としたのか不思議で、試しに広辞苑を開いてみました。

載っていないだろうと思っていたのですが、さすがに広辞苑、ありました。
ごう‐かん【合歓】ガフクワン
1.歓楽を共にすること。2.夫婦が同衾(ドウキン)すること。3.合歓木の略。

この木が、「夜、眠る」ことから想像を膨らましたということでしょうか。

平安時代の歌人や貴族の教養の一つに、
こういう艶やかな世界に物事を導く感性・想像力がありました。

そう考えると、この字をあてがったのは、
源氏物語時代に生きた貴族達では、
と想像したくなりますが、果たしてどうでしょうか。

そんなことを頭に描きながら見ていると、
この変わった花が、先端が頬紅に染まった化粧刷毛に見えて来るから不思議です。

薄幸な短い生涯を閉じた夕顔の形見の「化粧刷毛」
それを前にして後悔の念に苛まれながら落涙する源氏の君

そう想像したい ねむの木の花 でした。


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長居植物園で「アガパンサス」の薄紫色をした可憐な花が咲き始めていました。

2013年06月23日 | 四季の移ろい 長居植物園


雨不足で一部枯れるものまであった長居植物園アジサイ園でしたが、
この4日ほど続いた雨で、例年並み程度には回復しているのではと期待して訪ねました。

結果は、大雨で落ちたのか、花の数がむしろ少なくなり、寂しい限りでした。
私と同じように期待して来園されたのでしょうか、比較的多くの入園者で賑わっていましたが、
皆さん一様にがっかりされていました。
残念ながら、今年のアジサイ園はこのまま終わりそうです。

そこで今日は、このアジサイ園に流れる小川の横で
ひっそりと咲いていた「アガパンサス」を掲載しました。

まだまだ開花途中というところでしょうか。

「アガパンサス」は南アフリカ原産で、
ネギ科に属する、あるいはユリ科に属する等あって定まっていないようです。

どう見てもユリに似ています。
小さいですが、淡い紫色が美しい花です。

まだ昨日までの雨水が水玉となって花弁に残っていました。


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長居公園の 揚羽蝶 と 紋白蝶

2013年06月22日 | 四季の移ろい 長居植物園


大阪市内は今日も終日雨が断続的に降るという一日となりました。
 梅雨前線の停滞に加えて台風の到来によるということですが、
もうこれ以上の降雨はご勘弁願いたいものです。

 先週もUPしましたが、長雨となるまでの長居公園内では蝶々が飛び交っていました。

 アゲハチョウ。
大型な蝶だけに被写体としては比較的撮りやすく、ハデハデの文様も見栄えします。

しかし、一言にデジカメ撮影といいますが本当に難しいと日々痛感しています。
撮影する度に、「タイミングが悪い」、「少々フォーカスが甘い」など
色々と反省点が山積みです。

 黄蝶

ところが、多分に偶然の要素が高いながらも
辛抱強く粘っていると、時にはこういうイメージに近い一枚が撮れたりします。
だから止められません。

そういう訳(?)で、今後も、ご覧いただければ幸いです。


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チラホラと咲き始めた長居植物園大池の蓮

2013年06月21日 | 四季の移ろい 長居植物園

 

まだまだ開花にほど遠い大池の蓮ですが、

よく見ると開花し始めているものがチラホラと見ることができます。

大きな葉の下で見つけました。

まるで桃のように見えるものもあります。

蓮の先遣隊でしょうか?完全に開き切った蓮。

ここを餌場とする例の狩猟が不得意な(?)サギ君、今日も頑張っていました。


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