20年近くになるだろうか
引っ越してきた当初は刈谷市の北部にある洲原池迄車で行き散歩に出掛けたものだった。
周回約2キロ超の遊歩道を健康の為にと妻と共に一週間のうち数回は通った。
ある冬の寒い日遊歩道で甲羅が乾き動かない死んだ様な状態のミドリガメを見つけ家に持ち帰った。
帰宅後ぬるま湯につけて暫く様子をみていたが一向に生気が戻らず諦め時間をおいて覗いてみれば水槽の中で元気に泳いでいた。
あのまま放置していたらと思うと幸せな亀である。これも何かの縁だと
それ以来我が家の一員として飼育され今日に至っている。
12月初旬に水槽を段ボール箱で暗く覆い冬眠させてから本日迄数か月間
今日午前中朝の暖かな日差しのもとでその眠りを覚まさせた。
暫くは餌も食べなく水槽の中で静かに日光浴の日々が続く。
年々甲羅が剥がれ生育して行くがそれにしても可愛いとは言い難い程大きく育ちそして重い。
妻との話の中でこの亀の将来はどうなるのだろうか
きっと我らのほうが先にあの世やらへ行くのは間違いないはずだ。
毎日の餌遣りと水替えは妻の担当であるが・・・・