話し方入門 新装版 | |
D. カーネギー,Dale Carnegie,市野 安雄 | |
創元社 |
26年前、D・カーネギーの「人を動かす」を読んでみて、1週間後に買った本が、「カーネギー話し方入門」でした。
当時、私は、33歳の働き盛り、人前で話すことに悩んでいたのでしょう…
スピーチは
・原稿の丸暗記は絶対やめよう。
・話の骨子を事前に頭の中に叩き込む。
・準備し練習せよ。
・それが自信を生んでくれる。
・機会があれば積極的に話すこと。
・人前ではあたかも自信満々であるかのようにふるまう。
・それがいつか血となり肉となって自分の自然なふるまいになる。
豊富な実例でカーネギーが語ってくれます。
消防長としてのスピーチの原点
確かにカーネギーの「人を動かす」は、今、人をや組織を動かすために、その手法を取り入れて実践していることが多々あります。
26年ぶりに読んでみて、最近でも「人を変える9原則」中の「遠まわしに注意を与える」や「自分のあやまちを話す」などは、自然と実践していることが実際にありました。
また、現在、年間大小合わせて人前で100回以上のスピーチをすることになります。
これまで、継続して取り組んでいることは、その都度、「今」を感じる原稿を作り、原稿の丸暗記はせず、骨子だけを頭に入れ、自分の言葉で話すことです。これもカーネギーから教えてもらったことでしょう。
カーネギーの「人前であたかも自信満々であるかのようふるまう」ことを実践し過ぎてしまい、そのことで「自己満足」、「自信の塊」、「エーカッコしー」などと批判されそうですが…
あと一年、頑張ろうと思います・・・・・・・・