入手したブロンプトンは最初からS2Eタイプ・・・ブロンプトンをLタイプやRタイプからEタイプに変更すると必ず車体が傾きます。その原因は・・・
当然ですね。もともとブロンプトンは後輪に泥除けが存在することを前提として設計されていますから。リアキャリア(泥除け付き)を「選択しない」、「選択する」でLタイプとRタイプに区分されています。(皆さんご存じのことですが、初めてブロンプトンに触れる方もありますので。)
で、こんなの作ってみました・・・仮称「ローラーブロック」!
単に古いマッドガードを切断して純正ローラーを取り付けただけ(笑)。
平たく言うと、泥除けのないEタイプは「想定外」ですね・・・
古いフロンプトン(2000年製など)のフォークには、現在のようにケーブル除け用のダボは溶接されていません。
近年の需要からフックを交換し、ケーブル除けを取り付けることでEタイプに変更することができるように専用バーツも開発されました。
ても、Eバージョンとして販売されていません。あくまでパーツ類はオプション。
「結論」 もともと、ブロンプトンをEタイプにすると車体は直立しない構造なのです。
この画像は、S10Lrawです。本来は、タイヤがこの高さで直立するようなっています・・・
S2Erawのタイヤと床面の間にローラーブロックを押し込みました・・・
タイヤがこの高さになると直立することが分かります。
ローラーブロックを外すと・・・傾きます。(少々わかりにくいので、次の画像で見てください。)
明らかに傾きました・・・でも、これは構造上の問題。つまり、しかだかない(笑)。
マッドガードやキャリアを取り付けたタイプでは、本来、このように直立するものです。
でも、無理やり直立させることは可能です・・・
最近のチタン製Eフックなるものは、ストップディスクの長さを調整することで、直立させることができます。(これが最近のスゴイところですが、無理やり直立させた感じになります。)
私もビンテージ・ブロンプトンで実際に取り付けてみたところ、純正ローラーで、直立しました。(こんな感じです。)
でも、今回、私は傾いたままでいいのです・・・
ブロンプトンをEタイプにすると、必ず、車体が傾くというこが納得できたからです。
そのことを、そのまま受け入れ、強制的に矯正しないことにしました。
何事も「受け入れること」は大切です。無理やり「受け入れさせよう」とすると、何か問題が発生するものです。
さて、次のステップにいくか・・・
【ブログ追加記事】
もう一つの直立させる方法・・・
今回、装着されていたイージーホイールを純正新型ローラーに交換してしまいましたが、本来は、イージーホイールでシートポスト側の高さを上げることで、相当、解消します。
傾きが修正されました・・・これなら許せる範囲ですね。
私としては、イージーホイールは装着したくないのですが、傾き補正のため、最終的にイージーホイールを装着することにしました。
なぜ、イージーホイールがいやなの?
イージーホイールに交換すると、シードポストの角度が直立になるからです(笑)。
これが純正ローラーの場合のシートポストの角度・・・これ普通!
イージーホイールで直立させた場合のシートポストの角度・・・サドルがお辞儀します。
チョット重量チェックをします・・・ありゃ、すでに10キロを切っていました。
パーツやボルトをチタン製に交換していないのに、サイコンやライトも装着して9.7kg・・・
そんなこんなで、いよいよ次のステップへ・・・
今後、重量はもう少し変動しそう・・・
サドルバッグを入れて10kg未満にできれば十分ですね。目標を低く設定しました。
2016.7.28 ブロンプトンS2E(raw) 総重量 9.7kg