平成25年2月9日(土)、13時30分から15時30分まで、彦根市民会館の会議室で開催されましたHUG(避難所運営ゲーム)の研修を受講しました。
主催は、ひこね市民活動センターです。
私は、いつも防災講習会の講師をしていますが、本日は一受講生です・・・
このゲームは、あらかじめ条件を設定したうえ、実際に120人を超える避難者のニーズに合わせて、順次避難所(小学校)に受け入れていくもので、自治会役員になりきって避難所運営を体験するものです。
本日の講師は、社会福祉協議会の松居さんです。
ゲームに入る前に、避難所の基本的なイメージや条件設定を説明していただきました。
まずは、アイスブレイキングシートに「名前」、「最近食べたうまいもの、おすすめの店」そして「災害と聞いて気になることなど」を書き込み、参加者6名の自己紹介からはじまりました。
ゲームの開始です。
私は避難者カード(1枚につき避難者1名)やイベントカード(災害対策本部からの伝達事項など)を渡す役目になりました。
どんどん避難者が避難所である小学校に来られました。
避難者はペットを連れていたり、車いすだったり・・・様々です。
これを敷地配置図、体育館図面、教室図面の紙の上に通路などを設定しながら配置していきます・・・
避難所の体育館が一杯になってきました!教室の一部も避難所に開放しなければ入りません・・・
約1時間ほどでカードは124枚、個々の避難者のニーズにはとても応えられません!
その後、参加者で様々な課題を話し合う時間になります。
本日は、HUGを通した「学び」について講師からお話をしていただきました。
誰が呼んだのか?記者の方やZTVも来られて取材されていました。
受講者からは、避難所マニュアルなどを事前に作成しておく必要性や、市の対応に関する意見もありました。
講師からは、人それぞれ多様な考え方をもっておられる中、自分と異なった考えを持つ人をどのように受け入れていくかが問われることになり、「共に生きる」ことが大切であると結ばれました。
いやいや、今日はよい勉強をすることができました・・・
どういうわけが、終わってからZTVのインタビューを受けてしまいました。
色々考えさせられるゲームです。
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