倉庫の軒先に数年ぶりに燕の家族が巣を作りました。
燕は年々出産がしにくくなっているそうで、数がどんどん減っているそうです。
そこで、燕さんに子燕を産んでもらい、育て、巣立つことを応援しています。
一昨年のシーズンオフににカラスに巣を落とされ、
昨年は巣を造ろうと動いているようでしたが、造ってはくれませんでした。
今年もウロチョロしていたので造ってくれよ!という思っていたら、
ついに巣作りが始まりました。
現在は作業場で仕事をしていて、巣ができて卵を温めている姿が確認できた矢先、
雨樋の腕部分に捕まり、器用に雛らしきものをカラスが連れ去る姿を目撃しました。
数日前にかえったばかりだと思われる雛です。
そんな報告を受けた私は、怒りながら直ちに巣の確認へ。
まだ卵があるのでしょう、巣にとどまっている燕が確認できました。
おそらく子供を奪われてしまったショックに耐えながら、
残ったの卵を温めているんだろうと思い、邪魔をして悪いのですが、
カラスから守る作戦を決行いたしました。
巣に近づくと母燕は飛び立って行き巣の周りには数匹の燕が旋回していました。
巣を確認すると、
卵がありました!しかも4つ。 まだ残っていました (^O^)
取引のある道具屋さんが以前、
「カラスは羽に何かがあたるのを嫌うから、卵を産んだら、
羽に当たるようなものを巣の周りに仕掛けるといいんですよ。
燕は小さいし、子どもを守る為に必死に突っ込むから大丈夫。
燕は頭がいいから、恩をもらった人は覚えていますよ。」
という話を聞いていたので、カラスよけを仕掛けていました。
しかし、翌年にそのままにしておいたら燕が警戒してしまったのか、
卵を産まなくなったので、外しておいたんです。
そのカラスよけを再設置。
燕が戻ってくれるか心配でしたが、しばらく出入りをしたあと、
再び卵を温め始めました。
このカラス避けが効果を発揮して、無事に雛がかえり、
巣立つことを見守りたいと思います。
私達は子育て応援します!
人間はもちろん、燕の子育ても!
千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com/
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